小桜ほのか

小桜ほのかについて

小桜ほのか（こざくら ほのか）は、宝塚歌劇団星組に属する娘役で、5月6日生まれです。東京都豊島区出身で、日本女子大学附属高等学校を卒業しました。身長162cm、血液型はO型で、彼女の愛称には「ほのか」、「あいこ」、「のんちゃん」といった呼び名があります。

来歴

小桜は、2011年に宝塚音楽学校に入学。2013年3月に音楽学校を卒業し、同年4月、99期生として宝塚歌劇団に入団しました。この時の成績は5番で、彼女の初舞台は雪組公演の「ベルサイユのばら」でありました。2014年に組まわりを経て、星組に配属されたのち、2016年には「桜華に舞え」において新人公演初ヒロインを務めるまでに成長します。

その後も、小桜は2020年に「シラノ・ド・ベルジュラック」においてヒロインを演じ、新型コロナウイルスの影響でドラマシティでの振替公演となりましたが、その魅力を存分に発揮しました。また、2022年の「ベアタ・ベアトリクス」では、バウホール公演において初のヒロイン役を務め、2024年には「BIG FISH」の東急シアターオーブ公演で、詩ちづるとともにダブルヒロインとして名演を期待されています。

人物

彼女が宝塚の舞台に興味を持ち始めたのは、2006年に観劇した花組公演「ファントム」がきっかけでした。オペラ座の華やかな世界や美しい音楽、ヒロインであるクリスティーヌに憧れ、娘役を志すようになりました。学校時代には囲碁部に所属し、囲碁の世界に熱中していました。祖父の家にあった碁盤に触れ、定石の本を読みながら腕を磨いていました。

小桜は、ステージを彩るだけでなく、囲碁という独特の趣味を持つ多才な人物です。また、憧れの上級生には桜乃彩音と妃海風がおり、彼女たちの存在が自身の成長を後押ししたことでしょう。

主な舞台

小桜ほのかの主な舞台履歴は、多岐にわたります。2013年の初舞台を皮切りに、数多くの舞台に出演しています。代表的な舞台には、2018年の「ドクトル・ジバゴ」でのアントーニナ・アレクサンドロヴナ・グロメコ役や、2023年の「1789-バスティーユの恋人たち」でのソレーヌ・マズリエ役があり、彼女は多彩なキャラクターを演じる才能を発揮しています。

出演イベント・受賞歴

イベント出演では、2014年の『演劇人祭 特別篇』から2021年の愛月ひかるディナーショーまで、多くの場でパフォーマンスを披露しています。また、2023年には『宝塚歌劇団年度賞』の2022年度アーティスト賞を受賞し、その実力と人気を証明しました。

小桜ほのかは、これからも宝塚歌劇団の強力な一員として、持ち味を生かした活躍が期待される若手スターです。彼女の今後の舞台での活躍から目が離せません。

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