小牧橋

小牧橋（こまきばし）

小牧橋は、長野県上田市の小牧と国分一丁目を結び、千曲川に架かる全長380.4メートルの橋です。上田市道川辺町国分線の一部を構成する桁橋であり、上田市の道路橋としては初めて市道として建設されました。

概要

小牧橋は、以下の形式で構成されています。

形式: 鋼3径間連続鈑桁橋2連+鋼単径間鈑桁橋+単純コンクリート橋
活荷重: 1等橋 (TL-20)
橋長: 380.4 m
A1 - P7: 359.150 m
支間割: (52.700 m + 53.200 m + 52.700 m) + (54.000 m + 54.500 m + 60.500 m) + 28.750 m（鋼橋部）
幅員:
総幅員: 11.000 m
有効幅員: 10.000 m
車道: 7.500 m
歩道: 片側2.500 m
床版: 鉄筋コンクリート
総鋼重: 883.976 t
施工: 三井造船、横河橋梁製作所
竣工: 1998年度（平成10年度）
架設工法: トラッククレーンベント工法

歴史

小牧橋は、朝夕の交通渋滞の緩和と、千曲川左岸からの農作物の輸送支援を目的として、上田市によって建設されました。国道18号の国分から長野県道65号上田丸子線の川辺町までを結ぶ全長1.2 kmの国分・川辺町線の一部として、1981年（昭和56年）10月6日に着工されました。橋梁本体は1984年（昭和59年）4月に完成しましたが、取付道路の用地買収と建設に時間を要し、国分・川辺町線および小牧橋の開通は1985年（昭和60年）5月29日となりました。開通当初は、上田市内最長の橋でした。

周辺

小牧橋の周辺には、以下の観光スポットや施設があります。

信濃国分寺・八日堂
信濃国分寺史跡・資料館
北陸新幹線
しなの鉄道線信濃国分寺駅

外部リンク

上田市 - 橋梁管理者
* 空から眺める千曲川・犀川 - 国土交通省北陸地方整備局千曲川河川事務所

小牧橋は、地域住民の生活を支える重要なインフラであり、その歴史と周辺環境は上田市の魅力を伝える要素の一つとなっています。

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