小田裕也

小田 裕也

小田 裕也（おだ ゆうや）は、1989年11月4日生まれ、熊本県八代市出身のプロ野球選手です。外野手としてオリックス・バファローズでプレーし、右投左打のスタイルで活躍しています。

経歴

プロ入り前

小田選手は地元の小中学校を経て、九州学院高校へ進学し、その後東洋大学に進みました。大学では特に目立った活躍をし、4年生の時には東都大学野球リーグの春季で外野手のベストナインを獲得し、秋季リーグでも連続してベストナインに輝き、首位打者を獲得しました（打率.360）。また、大学時代には同級生の鈴木大地、藤岡貴裕と共にプレーしました。大学通算では59試合に出場し、32安打、11打点、打率.271を記録しました。

社会人野球

大学卒業後は日本生命に入社し、プロ入り前から着実な成績を残しました。特に、1年目の第38回社会人野球日本選手権大会では優秀選手に選ばれ、6安打、1本塁打、4打点の好成績を収めました。次の年には成績が振るわなかったものの、3年目には良い成績を残し、2014年のプロ野球ドラフトではオリックス・バファローズから8位指名を受けました。

オリックスでの活躍

2015年にオリックスに入団し、背番号は50。春季キャンプではA組に入り、プロ初出場を果たしました。初安打や初盗塁、さらにはプロ初本塁打を記録するなど、印象的なスタートを切りました。2016年には初のサヨナラ打を記録し、78試合に出場しましたが、代走や守備固めが主な出番でした。2018年にはキャリアハイとなる成績を残し、多くの試合に出場。その後は代走や守備固めとしても重要な役割を果たしました。

2020年には87試合に出場しながらも、打撃面での成績はあまり振るわず、2021年は101試合出場を果たすも、打率は.059という低迷が続きました。しかし、その年のCSファイナルステージ第3戦では同点二[[塁打]]を放つなど、重要な場面での活躍が期待されました。

2023年シーズン

2023年には序盤こそ代走や守備固めとしての出場が多かったものの、スタメン機会も増えてきました。特に、福岡ソフトバンクホークス戦では素晴らしい活躍を見せ、最終的には打率.290を記録し、チームに貢献しました。また、この年に国内FA権を取得したものの行使せず、1年契約でチームに留まる決断をしました。

選手としての特徴

小田選手はその俊足と巧打が特徴的な外野手で、社会人時代には50m走を5秒9で走り、遠投では120mを記録しています。また、端正な顔立ちから「福山雅治似」とメディアで取り上げられることもあります。ヘアバンドを着用しているのがトレードマークであり、彼のアイデンティティの一部となっています。

記録

初出場・初先発は2015年8月5日の対千葉ロッテマリーンズ戦で、初安打も同じ試合で記録しました。その後も着実に成績を残し続けてきました。

結論

小田裕也選手は、今後の活躍が期待される選手であり、彼のスピードと打撃技術はチームにとって欠かせない存在となっています。.

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