小矢部砺波ジャンクション

小矢部砺波ジャンクションについて

小矢部砺波ジャンクション（おやべとなみジャンクション）は、富山県小矢部市水島と砺波市鷹栖にまたがる場所に位置する、北陸自動車道、東海北陸自動車道、能越自動車道の3つの高速道路が接続するジャンクションです。このジャンクションは、能越道の本線上に小矢部東本線料金所が設けられており、北陸道・東海北陸道方面から能越道へ向かう際に、NEXCOの料金と能越道の料金が合わせて徴収される仕組みになっています。

ジャンクションの名称は、事業化当初は「砺波JCT」、後に「小矢部JCT」という仮称を経て、最終的に両市にまたがる地理的な特性から「小矢部砺波JCT」と名付けられました。また、ジャンクションのすぐ南西には南砺市の飛地があり、砺波平野に位置する3つの市の境界付近に存在しています。

このジャンクションには一般道との出入りはできず、周辺のインターチェンジを利用する必要があります。具体的には、北陸道の小矢部IC・砺波IC、東海北陸道の南砺スマートICまたは福光IC、能越道の小矢部東ICが利用可能です。小矢部砺波ジャンクションは東海北陸道と能越道の終点となっていますが、高速自動車国道の路線を指定する政令上の東海北陸道の終点と、一般国道の路線を指定する政令上の国道470号（能越道）の終点は、ともに砺波市とされています。

歴史

1988年（昭和63年）11月10日：工事発注。
1992年（平成4年）3月28日：東海北陸道の福光IC - 小矢部砺波JCT間が開通し、北陸自動車道と接続。開通当初は暫定2車線での供用でした。
1996年（平成8年）3月28日：能越道の小矢部砺波JCT - 福岡IC間が開通。
2021年（令和3年）11月10日：東海北陸道の小矢部砺波JCT - 南砺スマートIC間のうち、延長1.8 kmが4車線化。

接続する路線

E8 北陸自動車道（19番）
E41 東海北陸自動車道
E41 能越自動車道（高岡砺波道路）

隣接する施設

E8 北陸自動車道
(18) 小矢部IC - 小矢部川SA - (19) 小矢部砺波JCT - (20) 砺波IC
E41 東海北陸自動車道
(16) 福光IC - (17) 南砺スマートIC - (19) 小矢部砺波JCT
E41 能越自動車道（高岡砺波道路）
(19) 小矢部砺波JCT・小矢部東本線料金所 - (1) 小矢部東IC

参考文献

『東名高速をゆく』イカロス出版、2011年9月30日。ISBN 978-4-86320-484-3。

関連項目

日本のインターチェンジ一覧 あ行

外部リンク

標識ナビまっぷ 北陸道・東海北陸道エリア - 中日本高速道路(一覧に小矢部砺波JCTの記載あり)

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