小野寺 南友(おのでら みゆ)について
小野寺南友は、
8月10日生まれの日本の
女性ファッションモデルである。彼女は、その高
身長を生かしたモデル活動において特に注目されており、ファッション界でのキャリアを着実に築いている。
来歴
小野寺は中学2年生の際にアメリカに2週間の短期留学を経験している。母親が178cmという長身であることから、モデル業界に足を踏み入れることを勧められていた。しかし、小野寺自身は自らの
身長が高いことを喜んでおり、幼い頃からモデルとしての道を目指していた。彼女がテレビ番組の企画に参加することも、自らの意志によるものである。
2018年10月、小野寺は
毎日放送の番組「林先生が驚く初耳学!」において、モデル育成企画「
アンミカが教える
パリコレ学」に参加した。このプログラムでは、彼女は初めは他の参加者の中で中間的な存在であったが、ファッションセンスが光り、次第に評価が高まった。講師の
アンミカからは「憑依体質」と称され、著名デザイナーの
コシノジュンコからは「すぐにショーに出せる」と絶賛された。そのような経験を経て、最終的にはこの企画の第一位となり、
パリ・コレクションのオーディションに参加する権利を獲得することに成功した。
モデルとしての経歴
小野寺がオーディションに合格した後、彼女は単身
パリへ渡り、現地のモデル事務所UPMODELSに所属した。その後、
2018年から
2019年の秋冬コレクションに向けて7つのオーディションを受けた。この結果、非公式の
ウクライナブランド・リトコフスカヤ(LITKOVSKAYA)のショーに出演する機会を得た。このイベントは
ウクライナ大使館で開催され、フランスオートクチュール・プレタポルテ連合協会の公式スケジュールには載っていないものだった。
さらに、彼女は
パリ・コレクション公式ブランドであるイーチ・アザー(Each X Other)のオーディションにも合格し、見事にランウェイデビューを果たした。
2019年には、
東京コレクションのマラミュートのショーにも登場している。
また、同年には
ブルックス・ブラザーズの日本上陸40周年を記念したファッションショーに出演。このショーはメンズ・ウィメンズの
2019年秋冬コレクションの発表を兼ねたものであり、日本におけるブランドの初めてのショーとなった。
小野寺南友は、モデルとしての成功を収めるために地道に努力を重ねており、これからの活躍が期待される存在である。彼女のインスタグラムやXアカウントでは、日々の活動やファッションへの情熱を垣間見ることができ、ファンとの交流も大切にしている。