小野龍猛

小野 龍猛について

小野龍猛（おの りゅうも）は1988年1月6日に東京都で生まれた日本の男子バスケットボール選手です。彼は現在、B.LEAGUEに所属する京都ハンナリーズでスモールフォワードとしてプレーしています。小野の身長は197cm、体重は97kgという恵まれた体格を活かして、コート上で様々な役割を果たしています。

幼少期から高校時代

小野は立教小学校と立教新座中学校でバスケットボールを始め、全国中学校バスケットボール大会に出場しました。その後、國學院久我山高校に進学し、3年生の時にはウィンターカップで洛南高校相手に驚異の52得点を挙げる活躍を見せました。この時期から彼の才能が広く認知されるようになりました。

大学時代

高校卒業後、小野は中央大学に進学し学業とバスケットボールを両立させる日々を送りました。在学中の2007年にはユニバーシアード代表に選ばれ、チームは見事にベスト4に進出しました。この代表チームは、同年に大学を卒業した竹内世代に属する選手たちが中心となっていたため、彼と寒竹隼人の2人が特に注目されていました。

プロキャリアのスタート

2010年、小野はトヨタ自動車に入団しプロとしてのキャリアをスタートさせました。3年間在籍した後、2013年に千葉ジェッツに移籍し、そこでの活躍が彼のキャリアに新たな光を当てることとなりました。千葉ジェッツでは、NBLオールスターゲーム当日に開催された3x3 UNPLUGGEDで準優勝を果たし、その後も自身のシュート力を活かしたプレーでチームに貢献しました。

日本代表としての活動

2014年、小野は日本代表に選出され、国際舞台でもその実力を証明する機会を得ました。身長の割にインサイドよりもアウトサイドでのプレーが得意であり、特に千葉ジェッツに所属してからはシューターとしての役割が増していきます。特に得点面では、日本人選手の中でもチームの得点源として重要な存在となりました。

リーダーシップとベスト5選出

2016-17シーズンには千葉ジェッツのキャプテンに任命され、チームを引っ張る立場となります。その後、2017年と2018年の天皇杯では2年連続でベスト5に選ばれるという栄誉に輝きました。これにより、小野はバスケットボール界での地位をさらに確固たるものにしました。

移籍と新たな挑戦

2020年オフには、B1昇格を果たした信州ブレイブウォリアーズに移籍。その後も2021年オフには富山グラウジーズへと移籍し、プロとしてのキャリアを続けています。

経歴のまとめ

小野龍猛の経歴をまとめると、彼は立教新座中学校から始まり、國學院久我山高校、中央大学を経て、トヨタ自動車、千葉ジェッツ、信州ブレイブウォリアーズ、最後に富山グラウジーズと多くのチームで経験を重ねています。これまでの代表歴には2007年のユニバーシアードと2014年のアジア競技大会があり、国際的にもその実力を証明しています。

関連情報

彼は日本のバスケットボール選手一覧や中央大学の著名な人物の中にも名を連ねています。また、FIBA、Eurobasket.com、B.LEAGUE、RealGMなどで彼についての詳しい情報が得られます。

もう一度検索