尾上 (相撲)

尾上（おのえ）

尾上とは、日本相撲協会の年寄名跡の一つです。この名跡は、かつては行司の家系に由来すると考えられています。

行司家としての尾上

相撲の世界では、かつて木村家や式守家以外にも、独自の姓を名乗る行司家が存在していました。その中の一つが「尾上家」です。

尾上という姓は、初代から3代目、そして7代目の引退時の姓でもありました。さらに、6代目から8代目は木村庄之助部屋に所属していたことから、尾上が元々は行司に由来する姓であったと考えられています。

読み方の変遷

一時期、「おのうえ」と呼ばれていた時期がありましたが、17代目が襲名した際、元来の読みである「おのえ」に戻されました。

尾上の代々

以下に尾上の代々を記します。代目の太字は、部屋持ち親方です。

初代
2代
3代
4代
5代
6代
7代
8代
9代
10代
11代
12代
13代
14代
15代
16代
17代
18代
19代
20代
21代
22代

関連項目

* 尾上部屋



このように、尾上は行司の家系にルーツを持ち、読み方の変遷を経て、現在に至っています。相撲の歴史において、重要な役割を果たしてきた名跡と言えるでしょう。

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