屯門碼頭駅

屯門碼頭駅

屯門碼頭駅（とんもんまとうえき、テュンムンマータウえき）は、香港軽鉄の最南端に位置する終着駅であり、駅番号は001です。この駅は、屯門碼頭の近く、海翠花園の地上部分に位置し、バスターミナルも併設されています。

駅構造

屯門碼頭駅は、軽鉄の駅の中でも最大規模を誇り、7つのホームを有しています。これは軽鉄の駅としては最多です。2番から6番のホームは乗車用としても使用され、7番ホームは主に610系統、615系統、615P系統の降車専用として利用されています。

特筆すべきは、614P系統と615P系統が当駅で系統番号を変更する点です。614P系統の南行列車は3番ホームに到着後、615P系統として運行され、同様に615P系統の南行列車は5番ホーム到着後、614P系統として運行されます。これにより、効率的な運行が実現されています。

1番ホームは当初、506系統のために設けられましたが、杯渡路の立体交差工事の未実施と車両不足のため、506系統はバスによる運行となり、1番ホームは現在予備として使用されています。

駅構内を歩行する際は、櫛形に分岐する軌道の上を通る必要があり、歩く方向によっては後方から接近する電車に気づきにくい場合があります。そのため、安全のため、常に電車に注意を払いながら構内を歩行することが推奨されます。

軽鉄の顧客窓口は、海趣坊の入口側に設けられています。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設やエリアがあります。

屯門碼頭
屯門海濱花園
海翠花園／海趣坊
邁亜美海湾
慧豊園
湖景邨

接続交通

多様な交通手段が利用可能です。

MTRバス
506
K52
オクトパスカード利用で乗り換え無料
[九龍バス]
59A
59M
59X
259B
259D
B3
CITYBUS城巴
(海底トンネル経由)
962
962A
962P
962X
X962
ミニバス
44
44B
47S
渡船
富裕小輪：ランタオ島方面
屯門 ↔ 東涌 ↔ 沙螺湾 ↔ 大澳
西北航運快線：中国本土方面
屯門 ↔ 深圳蛇口

歴史

1988年9月18日の駅開業当初は、「屯門碼頭站（Ferry Pier Stop）」及び「屯門碼頭総站（Ferry Pier Terminus）」という名称が使用されていました。しかし、九広鉄路(KCR)とMTRの合併に伴い、駅名称の統一化が行われ、2010年6月13日に「屯門碼頭站」に統一されました。同時に、英文名称は「Tuen Mun Ferry Pier Stop」に変更され、以降MTRではこの名称が使用されています。

関連項目

香港の鉄道
軽鉄 (香港)
港鉄
香港の鉄道駅一覧

外部リンク

港鐵公司 - 輕鐵及巴士服務 - 輕鐵街道圖 (中国語)
* 港鐵公司 - 輕鐵及巴士服務 - 輕鐵行車時間表 (中国語)

もう一度検索