山の原ゴルフクラブ

山の原ゴルフクラブは、兵庫県川西市に位置する、豊かな自然に囲まれたゴルフ場です。その歴史は、1965年（昭和40年）に「スポーツ振興カントリー倶楽部」として開場したことに始まります。当初は36ホール規模で、町田義雄と木下俊雄がコース設計を手掛け、大林組が工事を担当しました。

その後、運営会社の経営状況の変化を経て、2004年（平成16年）にアコーディアグループの傘下となり、「山の原ゴルフクラブ」と名称を改めました。この変化を経て、ゴルフ場は新たなスタートを切りました。

コースは、総面積165万平方メートル（約49.9万坪）の広大な敷地に展開する丘陵コースで、全36ホール、パー144、総距離13,213ヤードを誇ります。コースは「山の原コース」と「恋里コース」に分かれており、それぞれ異なる戦略性が求められます。グリーンはベント（ペンクロス）を使用し、フェアウェイにはティフトン、コーライ、ライグラスが用いられています。ラフもティフトンとコーライで構成され、ハザードとして149のバンカーと、池が絡む9ホールが配置されています。

プレースタイルは、5人乗りの乗用カートを利用した自走式で、キャディ付きかセルフプレーを選択できます。練習場は20打席、230ヤードの規模を備えており、プレー前の調整に便利です。

クラブハウスは、株式会社大林組が設計・施工を手掛けたもので、広さ8,691平方メートル（2,629坪）を誇ります。レストランも併設されており、プレー後もゆっくりと過ごすことができます。

交通アクセスは、能勢電鉄日生線の日生中央駅からタクシーで約5分、阪神高速道路の池田出入口からは約15分、新名神高速道路の川西ICからは約7分と、各方面からのアクセスも良好です。

また、山の原ゴルフクラブは、日本プロゴルフ協会主催の日本プロゴルフ選手権大会などのメジャー大会の開催実績があります。1993年（平成5年）には、第61回日本プロゴルフ選手権大会が開催され、その名を知らしめました。

山の原ゴルフクラブは、戦略性と景観美が調和した、ゴルフ愛好家にとって魅力的なゴルフ場です。

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