山下奈々 (ボクサー)

山下奈々 - 日本女子プロボクサー



山下奈々（やました なな）は、1998年3月2日生まれで長野県飯田市出身の女子プロボクサーです。立教大学を卒業後、彼女はボクシングの世界でその才能を発揮し、現在は日本女子バンタム級王者として活動しています。彼女はRE:BOOT BOXING GYMに所属し、日々練習に励んでいます。

来歴



奈々はニュージーランドの高校に留学中、キックボクシングジムに通い、スポーツへの興味を深めました。帰国後は大学在学中に総合格闘技ジムで受付のアルバイトを行っていた際、著名なカットマンである永末ニック貴之と出会い、ボクシングの世界に誘われました。

2021年5月28日、後楽園ホールで椙元愛との対戦を果たし、プロデビューを果たしました。試合は2回TKOでの勝利となり、順調なスタートを切りました。しかし翌月の2021年9月9日には、伊藤沙莉との対戦で初の黒星を喫し、2戦目での敗北を経験しました。

その後も順調に勝ち星を重ね、2022年6月12日にアリーナ立川立飛で柳尾美佳との対戦に勝利し、2勝目を挙げました。さらに、同年12月1日にも樋口藍を3-0で降し、3勝目を獲得しました。

2023年3月24日、奈々は初めての6回戦に挑み、再戦の椙元愛に4回TKOで勝利しました。この試合を終えた後、彼女は2023年4月15日に大阪府立体育会館で行われたタイトルマッチ直後にリングに上がり、日本女子バンタム級王座への挑戦を直訴しました。

さらに、2023年8月4日には、WBO女子世界スーパーフライ級王者晝田瑞希のデビュー戦の相手だった山家七恵とエキシビションを行いました。その後、2023年9月27日の「VICTRIVA vol.13」では、赤の国内引退により空席となった日本バンタム級王座決定戦で、元同門である柳井妃奈実との対戦に臨みましたが、1-2判定で敗れ、プロ初タイトル獲得は叶いませんでした。

2024年3月8日、奈々はスワナン・アカパンヤーとの再戦を2回TKOで制し、復活を果たしました。そして、2025年1月21日には柳井妃奈実の王座返上に伴い、空位となった日本女子バンタム級王座決定戦で古川のどかと対戦し、2-1判定で見事にプロ初タイトルを獲得しました。

人物



奈々は大学時代、クラスメートに世界ランカーの増田陸、そして2年後輩には元日本女子ミニマム級王者の鈴木なな子がいます。彼女たちとの繋がりも、奈々のボクシングキャリアに刺激を与えています。

戦績



奈々のプロボクシングの戦績は、8戦6勝（うちKO3）2敗となっています。これからの彼女の成長と活躍に期待が寄せられています。

脚注


  • - 公式サイトやSNSなどから最新情報をチェックできます。

関連項目



外部リンク


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