山下雄平

山下雄平（やました ゆうへい）

基本情報

1979年8月27日生まれの山下雄平氏は、自由民主党に所属し、参議院議員として活躍している政治家です。彼はこれまでに、参議院農林水産委員長や内閣府大臣政務官としても重要な役割を果たしました。また、特定行政書士、宅地建物取引士、防災士としての資格も有しています。

経歴

山下氏は佐賀県唐津市で生まれ、地元の小学校と中学校を卒業した後、弘学館高等学校を経て、2003年に慶應義塾大学法学部政治学科を卒業しました。その後、時事通信社で地方自治の取材を行い、2007年には日本経済新聞社に移籍、政治部で番記者として活躍しました。特に谷垣禎一や保利耕輔といった政治家の取材を担当し、政治経済に関する深い理解を深めました。

彼は2012年に日本経済新聞社を退社し、2013年に第23回参議院議員通常選挙で佐賀県選挙区から自民党の最年少として当選しました。続いて、2017年には内閣府大臣政務官として、防災や国土強靭化、食品表示政策など多岐にわたる分野を担当しています。2019年には再選を果たし、更には2022年に参議院農林水産委員長に就任しました。

政策と主張

山下氏は、消費税の引き上げに関しては、2014年の8%への引き上げに賛成し、2019年の10%への引き上げについても法律に従うべきだと主張しています。また、自衛隊を「国防軍」として憲法9条を改正すべきだとし、集団的自衛権の導入を支持する立場です。しかし、村山談話や河野談話の見直しには反対の考えを持ち、雇用の金銭解決制度や原発の海外輸出の推進にも賛成の意向を示しています。

活動内容

山下氏は婚外子の相続差別撤廃に賛成し、民法の改正に否定的な立場の議員への批判を行いました。また、新聞を消費税軽減税率の対象とすることに反対しています。地元の公認候補に対して『必勝』の為書きを出した立憲民主党の大串博志選挙対策委員長への批判も展開しており、その際には「ダブルスタンダード」との見解を示しました。

所属団体

山下氏は、自民党たばこ議員連盟や神道政治連盟国会議員懇談会、日本の尊厳と国益を護る会など、多数の団体に所属しています。また、選択的夫婦別氏制度を実現するための議員連盟の事務局長代理でもあります。

支援団体

彼は全国たばこ販売政治連盟や神道政治連盟といった団体からも支援を受けており、地域や国益に寄与する活動を通じて国政に関与しています。

著作

山下氏は自民党国家戦略本部が編纂した書籍『日本未来図2030』への寄稿も行っており、その中で自身のビジョンを示しています。これからも日本の未来に貢献するための活動が期待されています。

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