山内宏

山内宏の経歴

山内宏は、1924年5月31日に奈良県で生まれました。東京大学法学部政治学科を卒業後、1948年9月に大蔵省に入省し、主計局法規課に配属されました。その後、税務署長や三重県総務部庶務課長などを経て、主税局で要職を歴任しました。

大蔵省でのキャリア

山内宏は大蔵省において、主に税務と証券分野で重要な役割を果たしました。主税局総務課長、大阪国税局長、大臣官房審議官（主税局担当）などを歴任し、1977年6月には証券局長に就任しました。

大蔵省での主な職歴は以下の通りです。

1948年9月：大蔵省入省（主計局法規課）
1952年8月：出雲税務署長
1953年9月：甲府税務署長
1954年7月：三重県総務部庶務課長
1971年6月：主税局総務課長
1973年6月：大阪国税局長
1975年7月：大臣官房審議官（主税局担当）
1977年6月：証券局長
1978年5月：退官

大蔵省退官後のキャリア

1978年5月に大蔵省を退官後、山内宏は経済界で活躍しました。農林中央金庫専務理事（1978年5月～1982年12月）、大阪証券取引所理事長（1982年12月24日～1994年6月21日）などを務めました。また、大阪証券取引所相談役（1994年6月30日）、コナミ常勤相談役（1994年7月5日）、レンゴー監査役（1995年6月～2008年6月）など、複数の企業の要職を歴任しました。

詳細な職歴

以下に、山内宏のより詳細な職歴を示します。

1948年9月：大蔵省に入省（主計局法規課）
1950年4月：東京国税局調査査察部調査課
1950年5月：東京国税局調査査察部調査第二課
1951年4月：東京国税局調査査察部調査第四課
1952年2月：大阪国税局総務部総務課
1952年8月：出雲税務署長
1953年9月：甲府税務署長
1954年7月：三重県総務部庶務課長
1956年8月：理財局外債課長補佐
1956年8月：理財局証券課長補佐
1956年12月：理財局地方資金課長補佐
1958年6月：関東財務局理財部金融課長
1959年7月：関東財務局総務部総務課長
1960年7月：主税局税制第一課長補佐
1963年6月：主税局総務課長補佐
1964年3月：日本鉄道建設公団参事 兼 経理部経理課長
1965年7月：国税庁直税部資産税課長
1966年8月：東京国税局調査第一部長
1969年5月：東京国税局調査第一部長 兼 調査第二部長
1969年7月：東京国税局調査第一部長
1969年8月：国税庁直税部所得税課長
1970年7月：主税局税制第一課長
1971年6月：主税局総務課長
1973年6月：大阪国税局長
1975年7月：大臣官房審議官（主税局担当）
1977年6月：証券局長
1978年5月：退官

山内宏のキャリアは、大蔵官僚としての専門性と、経済界での幅広い経験を兼ね備えたものであり、日本の経済政策に多大な貢献をしたと言えるでしょう。

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