山口合同ガス

山口合同ガス株式会社

山口合同ガス株式会社は、山口県下関市に本社を置く、山口県の瀬戸内海側の8市を営業エリアとする一般ガス事業者です。

概要

1915年（大正4年）2月18日に「下関瓦斯株式会社」として設立されました。その後、以下の変遷を経て現在の形となっています。

1929年（昭和4年）3月：防府瓦斯を合併
1935年（昭和10年）7月：徳山瓦斯を合併
1977年（昭和52年）12月：山口瓦斯、小野田瓦斯を合併

2014年（平成26年）4月には宇部市の都市ガス事業が民営化されたことに伴い、宇部市の一部が供給エリアに加わりました。これにより、山口合同ガスは山口県で唯一の都市ガス事業者となっています。

バス事業者のサンデン交通とは経営者同士が親族関係にあります。元国会議員の林義郎（サンデン交通会長）は、山口合同ガスの子会社である西日本液化ガス（LPガス事業者）の会長を兼務していました。ただし、両社は相互にグループ会社という関係ではありません。

営業エリア

山口合同ガスの営業エリアは、以下の8市の一部地域です。

下関市
山陽小野田市
宇部市
防府市
山口市
周南市
下松市
光市

宇部市内においては、2014年（平成26年）3月31日まで宇部市ガス水道局が都市ガス事業を行っていました。しかし、同年4月1日に都市ガス事業が民営化され、山口合同ガス宇部支店が開設されました。これに伴い、宇部市の都市ガス事業は山口合同ガスのエリアとなり、宇部市ガス水道局は宇部市上下水道局と改称されました。

山口県内でも、日本海側（阿武町、萩市、長門市）や美祢市、周南市の旧熊毛町、光市の旧大和町から東の地域には都市ガスが整備されていません。

脚注

宇部支店開設に関する記述は、山口合同ガス株式会社の公式ウェブサイトに掲載された情報に基づいています。
営業エリアに関する記述は、山口合同ガス株式会社の公式ウェブサイトに掲載された情報に基づいています。

参考文献

衆議院、参議院編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。

外部リンク

山口合同ガス株式会社
西日本液化ガス

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