山口市立白石中学校

山口市立白石中学校

山口市立白石中学校は、山口県山口市の白石地区に存在する公立の中学校として、地域の教育に貢献しています。学校は亀山から南に広がるスクールゾーンの中心に設立され、自然や歴史的な名所、文化施設に恵まれた文教地区に位置しています。校内には15の学級があり、2017年の時点で312名の生徒が在籍しています。

校訓と校歌

この学校の校訓は「自立・協和・奉仕」と定められており、これに基づいて生徒は健全な成長を促されています。また、校歌は著名な作詞家大木惇夫が手掛け、作曲は乗松昭博によってなされ、学校の魅力をいっそう高めています。

教育の目標

教育においては、「未来社会をたくましく生き抜く力を身につけた生徒の育成」を目標に掲げ、子どもたちが自信を持って社会に出て行けるような教育環境を整えています。これにより、生徒一人ひとりが必要とされる力を育むことを意識したカリキュラムが展開されています。

受賞歴

学校の合唱部は、これまで数々の栄誉に輝いてきました。2009年には、NHK全国合唱音楽コンクール山口県大会や全日本合唱コンクールの中学校部門で金賞を獲得。さらに、同年の9月には中国ブロックコンクールで奨励賞を受賞しています。また、2011年には山口国体・山口大会への協力に対して山口県から感謝状が授与され、地域貢献の重要性を再認識させる出来事となりました。

沿革

学校の歴史は1947年にさかのぼります。当初は山口県立山口高等女学校の寄宿舎を仮校舎として開校し、旧山口市内の複数の小学校からの卒業生女子を受け入れる形でスタートしました。1949年には男女共学に移行し、1955年には日本青少年赤十字団に加盟。さらに1981年からは生徒たちによる自発的なJRC奉仕活動が開始され、地域貢献の精神が育まれています。

交通アクセス

学校へのアクセスは、山口駅から徒歩で約13分、上山口駅からは徒歩約18分と、通学に便利な立地です。

クラブ活動

多様なクラブ活動も学校生活の魅力のひとつです。運動系のクラブには野球部、サッカー部、バレーボール部、卓球部、バスケットボール部、ソフトテニス部（男子・女子）、陸上部や体操部などがあり、各部活動は地域大会や全国大会での活躍も目指しています。また、音楽部や美術部、水泳部などの文化系のクラブも充実しており、生徒たちは多様な分野での才能を伸ばしています。

このように山口市立白石中学校は、地域社会との密接な繋がりを持ちながら、次世代を担う子どもたちを育成するための環境が整った学校として、日々成長を続けています。

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