山口泰雅

山口泰雅 (やまぐち たいが)

日本のラグビーユニオン選手。フォワード登録選手としてプレーすることが多い。2000年10月27日生まれ。目黒学院高校、東洋大学を経て、ジャパンラグビー リーグワンの日野レッドドルフィンズでプロ選手として活動した。

プロフィール

氏名: 山口 泰雅 (やまぐち たいが)
生年月日: 2000年10月27日
出身校: 目黒学院高校、東洋大学
主なポジション: フォワード （FWリーダー経験あり）
主な所属チーム: 日野レッドドルフィンズ

略歴

学生時代

ラグビー選手としての歩みは、東京都の私立目黒学院高校で始まった。同校は全国高等学校ラグビーフットボール大会への出場実績を豊富に持ち、毎年多くの才能ある選手を輩出している強豪校である。山口選手は、こうした競争の激しい環境で高校ラグビーに取り組み、基礎技術や戦術理解を深めた。ここで培った経験が、その後の選手キャリアの基盤となった。

高校卒業後の2019年には、東洋大学に進学し、大学ラグビーの世界に飛び込んだ。東洋大学ラグビー部は、関東大学ラグビーリーグ戦グループに所属しており、歴史ある強豪校との対戦を通じて、選手個々のレベルアップが求められる舞台である。山口選手は大学チームの一員として着実に成長を遂げ、特に大学4年生となった2022年には、チームのフォワード陣をまとめる重要な役割であるFWリーダーを任された。フォワードはスクラムやラインアウトといったセットプレーの要であり、グラウンドでの戦術遂行において中心的な役割を担う。そのリーダーを務めたことは、山口選手が技術面だけでなく、チームを牽引する人間的な魅力や統率力も兼ね備えていることを示している。大学ラグビーでの充実した日々が、プロへの道を切り開いた。

プロフェッショナルキャリア

大学での活躍とリーダーシップ経験が評価され、卒業後の2023年、ジャパンラグビー リーグワンに参入していた日野レッドドルフィンズへ加入。プロラグビー選手としての新たな挑戦を開始した。日野レッドドルフィンズは、国内最高峰のリーグワンにおいて、上位カテゴリーへの昇格を目指すチームであり、レベルの高い選手たちが集まる環境であった。

プロ選手として迎えた最初のシーズン、リーグワン2023-24シーズンの開幕戦で、山口選手はいきなりチャンスを掴む。2023年12月9日に行われた第1節、清水建設江東ブルーシャークスとの対戦において、スターティングメンバーとして名を連ねたのである。これは、大学から加入した新人選手に対するチームからの期待の表れであり、山口選手自身にとってもプロの舞台で初めてプレーする記念すべき瞬間となった。この試合で公式戦初出場を果たし、プロキャリアを本格的にスタートさせた。

日野レッドドルフィンズでは、リーグワンの舞台で様々な経験を積み、選手としての幅を広げた。しかし、2025年5月をもって同チームを退団することが発表された。日野レッドドルフィンズでの約2年間の活動は、山口泰雅選手の選手キャリアにおける重要な一章となった。

所属チーム履歴

目黒学院高校
東洋大学
日野レッドドルフィンズ (2023年 - 2025年5月)

関連情報

外部リンク

RUGBY DATABASE 山口泰雅

関連項目

目黒学院中学校・高等学校
東洋大学ラグビー部
日野レッドドルフィンズ

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