山口県道・島根県道12号鹿野吉賀線
山口県道・島根県道12号鹿野吉賀線
山口県道・島根県道12号鹿野吉賀線（やまぐちけんどう・しまねけんどう12ごう かのよしかせん）は、山口県周南市の鹿野下から島根県鹿足郡吉賀町立戸を結ぶ重要な県道です。この路線は主要地方道として指定されており、地域の交通の大動脈の一部を形成しています。
概要
この道の起点は山口県周南市の鹿野下で、ここは山口県道9号徳山徳地線と交差しています。終点は島根県鹿足郡吉賀町立戸で、国道187号に接続しています。また、特に異常気象時には、山口・島根県境から鹿足郡吉賀町蓼野間の約2.9 kmが通行規制されることがあります。
路線データ
歴史
この県道は1958年に「山口県道・島根県道鹿野六日市線」として初めて認定され、その後の県道番号再編で1972年に「山口県道・島根県道121号鹿野六日市線」に名称が変更されました。1976年には主要地方道として昇格し、現在の名称に改称されました。この時、全線が千代田ICから鹿野ICまでの中国自動車道によって補完され、交通の利便性が向上しました。
1993年には再度主要地方道に指定され、2003年、周南市の成立により起点の地名表記が変更され、2005年には鹿足郡吉賀町の成立に伴い終点の地名も修正されました。最終的に2006年に、現在の路線名称となりました。
路線状況
この道路の主な橋梁には、周南市鹿野上に位置する長野橋があります。この橋は地域の交通を支える重要なインフラとなっています。
地理
山口県と島根県の境にあるこの道路は、地域特色を反映した景観を有しつつ、周南市や吉賀町の住民にとって欠かせない生活道路となっています。また米山峠を通過することから、自然豊かな山々に囲まれた風景が広がっています。
通過する自治体
交差する道路
この県道は多くの道路と交差しながら、地域住民の生活や観光利用に寄与しています。
沿線にある施設
沿線には周南市役所鹿野総合支所などの行政機関があり、地域住民にとっても重要な位置を占めています。
脚注
この道路は歴史的な経緯と地域のニーズに支えられ、常に進化を遂げてきました。今後もその重要性と役割を維持し続けることでしょう。
関連項目
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