山口県道214号新山口停車場長谷線

山口県道214号新山口停車場長谷線

山口県道214号新山口停車場長谷線（やまぐちけんどう214ごう しんやまぐちていしゃじょうながたにせん）は、山口県山口市内を通る一般県道です。この道路は、JR西日本の新山口駅と山口宇部道路の長谷ICを接続する重要な役割を果たしています。

概要

この路線は、山口市小郡下郷に位置する新山口駅の北口を起点として、山口宇部道路の長谷ICまで延びています。起点となる新山口駅は、山陽本線、宇部線、山口線、そして山陽新幹線が利用できる交通の要所であり、行き交う人々にとって重要なアクセス地点です。

もともとは「山口県道214号小郡停車場線」という名称でしたが、2003年に小郡駅が新山口駅に改称されたことを受けて、名称が変更されました。また、2008年には山口県告示によって終点が延長され、現在の路線となりました。

この県道は、2011年に開通した山口宇部道路と連携して、新山口駅への便通を提供しています。さらに、2013年には、粟島神社入口交差点から新山口駅北口ロータリーまでの延伸工事が行われ、2020年に新たに通行可能となりました。この延伸により、柳井田柏崎線の改良工事も実施され、地域の交通事情が改善されたのです。

工事には、電線共同溝の設置や川の暗渠工事、総勢39億円の予算が投じられました。また、2021年度には500台収容可能な立体および平面駐車場を含む「山口市産業交流拠点施設」の工事も進められています。これにより、山口市道長谷古川線はこの県道に編入され、国道9号との重複部分も解消されました。

延伸工事の際、新山口駅前交差点から粟島神社前交差点に至る0.3キロメートルの区間には「令和通り」という愛称が付けられ、地域の名所として親しまれています。

路線データ

• - 起点: 山口市小郡令和1丁目（新山口駅前）
• - 終点: 山口市小郡下郷（長谷IC）
• - 総延長: 1.3 km

歴史

• - 2008年2月8日: 山口県告示第49号により山口県道214号新山口停車場線が廃止され、代わりに本路線が認定された。
• - 2014年12月19日: 山口県告示第416号によって、起点側の経路が変更されました。

路線状況

この県道は「令和通り」という名称で親しまれ、山口市を通過する重要な交通路としての役割を果たしています。

地理

主に山口市を通過し、沿線には以下のような地点があります。

• - JR西日本山陽本線・宇部線・山口線・山陽新幹線 新山口駅
• - 其中庵（ごちゅうあん）公園 - 種田山頭火が住んでいた家の復元や句碑があります。
• - アルク小郡店

このように、山口県道214号新山口停車場長谷線は地域の交通整備や文化的な側面にも寄与している重要な県道なのです。

もう一度検索