山口県道353号新山口停車場上郷線

山口県道353号新山口停車場上郷線

山口県道353号新山口停車場上郷線（やまぐちけんどう353ごう しんやまぐちていしゃじょうかみごうせん）は、山口県山口市を通る重要な一般県道です。この道路は、山口市の小郡御幸町から小郡上郷までを結び、地域の交通インフラとして役立っています。

概要

この道路は、新山口駅の南口から山口県道212号山口阿知須宇部線や山口県道335号江崎陶線との交差点を通過した後、椹野川の右岸を北上し、JR西日本山口線の踏切を越えて、最終的には国道9号柳井田交差点に至ります。このルートは、交通量が非常に多い小郡地区の市街地を避ける迂回経路として利用されています。

さらに、現在この県道の終点である国道9号新町交差点との統合や、踏切の除却といった計画も進行中です。これにより、沿線の交通の円滑化が期待されています。

路線データ

• - 起点: 山口市小郡御幸町

- JR西日本山陽本線・宇部線・山口線・山陽新幹線 新山口駅新幹線口（南口）駅前、山口県道212号山口阿知須宇部線上

• - 終点: 山口市小郡上郷

- 新町交差点、国道9号上、山口県道28号小郡三隅線の起点

歴史

• - 1983年（昭和58年）3月18日: 山口県告示第270号によって路線が認定され、当初は小郡駅から吉敷郡小郡町（旧）下郷字柳井田までの「山口県道353号小郡停車場柳井田線」として名乗っていました。
• - 2003年（平成15年）9月30日: 小郡駅が新山口駅に改名され、それに伴い路線名が「新山口停車場柳井田線」に改称されました。同日に山口県道214号小郡停車場線も新山口停車場線に変わりました。
• - 2005年（平成17年）10月1日: 合併により吉敷郡小郡町が山口市に移行し、全長が山口市内を通ることになりました。
• - 2006年（平成18年）1月13日: 現在の路線名「新山口停車場上郷線」に変更され、終点が山口市小郡上郷に延伸されました。

路線状況

この道路には、以下のような重複区間があります。

• - 山口県道212号山口阿知須宇部線（山口市小郡御幸町（起点） - 山口市小郡下郷）
• - 山口県道335号江崎陶線（山口市小郡下郷・新幹線駅入口交差点 - 山口市小郡下郷）
• - 国道9号（山口市小郡下郷・柳井田交差点 - 山口市小郡上郷・新町交差点（終点））

道路施設

この県道には、特に柳井田橋があり、四十八瀬川を越える重要な交通の要所になっています。

地理

この道路は、山口県および山口市内を通過します。

交差する道路と鉄道

交差する交通路には、山陽本線、山陽新幹線、山口線などがあります。また、沿線には新山口駅や周防下郷駅、山口県鴻城高等学校があります。

まとめ

山口県道353号新山口停車場上郷線は、地域の重要な交通路であり、様々な路線と接続し、交通の利便性を向上させています。今後の改良計画によって、さらに利用しやすい道路になることが期待されています。

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