山岡鉄秀

山岡鉄秀について

山岡鉄秀（やまおか てつひで）は、1965年生まれの日本人ジャーナリストであり、文筆家としても活躍しています。中央大学を卒業した後、米国の大手石油会社に勤務しますが、その後オーストラリアに渡ります。シドニー大学およびニューサウスウェールズ大学の大学院を修了し、現地での経験を基にさまざまな活動を展開してきました。

来歴と活動

2014年4月、オーストラリアのストラスフィールド市で中韓反日団体による慰安婦像の設置計画が発覚し、山岡は在豪邦人の有志たちと共に反対活動を開始します。この活動の結果、2015年8月に市議会での全面否決に成功し、地元の日本人母親のSOSに応える形で地域のネットワークを形成しました。彼は海外での経験を持ち帰り、日本の国益を守るための活動を本格的に展開していくことになります。

帰国後は、高齢の両親の介護に尽力しつつ、特に慰安婦問題に関するメディアの記事に対し、朝日新聞社に英語でのメッセージを送るなど、文筆活動を続けました。交渉中、記事の検索避けを行っていることを発見し、メディアの情報操作に対抗するための取り組みも行っています。また、拉致被害者救出への活動も行い、横浜海上防災基地工作船資料館の改善に尽力しています。これは、館内に「北朝鮮」の明記と拉致被害の展示を取り入れるという形で実現しました。

活動の幅広さ

山岡は、多岐にわたるテーマで自身の意見を発表しており、特に歴史問題や国防に関連する内容が多く見受けられます。クライブ・ハミルトン教授の著書『Silent Invasion』の監訳も手がけており、これは日本におけるその言葉とコンセプトの普及に寄与しています。また、月刊Hanadaをはじめとする多くの媒体に寄稿し、ジャーナリズムの視点から時事問題を鋭く切り込んでいます。

モラロジーとの関わり

山岡はモラロジー研究所の研究員でもあり、道徳科学の研究にも関わっています。特に、モラロジー講座に現代的なコンテンツを導入する可能性についての研究や、共益から公益への転換の可能性の検討、さらには日本発の世界的な道徳スタンダード化の実現に向けた研究を行っています。2018年には、「外部から見たモラロジー講座再構成の可能性について」という記事を発表しました。

参政党との関わり

近年では、参政党の多様なイベントや講演に参加しており、彼の意見は多くの場で注目されています。2023年9月以降、参政党の主催するタウンミーティングやフェスティバルで講演を行い、またYouTubeチャンネルへの出演も数多く見受けられます。彼の発言は、多くの支持者から評価されており、各種メディアで広く知られる存在となっています。

著作

山岡は多くの著作を持ち、例えば『日本よ、もう謝るな!』や『「慰安婦」謀略戦に立ち向かえ!』などは、その内容からも彼の意図が感じ取れるものであり、日本の歴史問題に対する考察が展開されています。さらに情報戦に関する著作も手がけており、国際的な視点から日本の立場を強調することに努めています。彼の活動は非常に多岐にわたっており、今後もますますの活躍が期待されます。

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