山崎晴恵

山崎晴恵 宝塚市長：弁護士から政界へ、そして地方自治のトップへ

山崎晴恵氏は、1970年岡山県岡山市生まれ。報道記者だった父親の影響もあり、幼少期から社会問題に関心を抱き、中学校・高校とテニス部に所属しながら、幅広い知識を吸収して成長しました。

大学は、河合隼雄氏の著作に感銘を受け、河合氏の教え子らが在籍する神戸女学院大学総合文化学科に進学。卒業後は東京海上日動火災保険に勤務し、社会人としての経験を積みます。その後、さらに学びを深めたいという思いから、京都大学大学院法学研究科、神戸大学大学院法学研究科へと進み、法曹界への道を歩み始めました。

大学院修了後、認定心理士と産業カウンセラーの資格を取得。これらの資格は、弁護士としての活動だけでなく、人々の心のケアにも役立つ貴重な経験となりました。その後、参議院議員秘書として政治の世界を間近で知る機会も得ています。

2015年には、明石市で任期付弁護士職員として家庭内暴力などの相談業務に従事。そこで培った経験は、後の政治活動にも大きく活かされることとなります。その後、宝塚市で「宝塚ソフィア法律事務所」を開設し、弁護士として活躍しました。

2020年、宝塚市長の中川智子氏と知り合ったことがきっかけで、中川氏の後援会から市長選への出馬を要請されます。中川市長が翌年の市長選挙への不出馬を表明したことを受け、同年12月、山崎氏は宝塚市長選挙への立候補を表明しました。

2021年の宝塚市長選挙は、山崎氏にとって初めての選挙戦となりました。日本維新の会公認候補の門隆志氏、自民党推薦の元県議の森脇保仁氏など、強力な候補者も立候補する激戦となりました。しかし、山崎氏は立憲民主党、日本共産党、社民党の支援を受け、選挙戦を戦い抜きます。

選挙戦では、弁護士やカウンセラーとしての経験、そして市民目線での政策提案が支持を集め、激戦を制し、初当選を果たしました。同年4月19日、宝塚市長に就任しました。

当選時の投票率は42.65％で、前回の選挙と比較して3.52ポイント増加しました。この結果は、山崎氏への期待の大きさを示していると言えるでしょう。

弁護士、カウンセラー、そして参議院議員秘書といった経歴を持つ山崎氏は、多角的な視点から宝塚市の発展に貢献すると期待されています。今後の取り組みにも注目が集まっています。

• ---

経歴

1970年：岡山県岡山市生まれ
神戸女学院大学総合文化学科卒業
東京海上日動火災保険勤務
京都大学大学院法学研究科修了
神戸大学大学院法学研究科修了
認定心理士、産業カウンセラー資格取得
参議院議員秘書
明石市任期付弁護士職員
宝塚ソフィア法律事務所開設
2021年：宝塚市長選挙初当選

社会貢献活動

家庭内暴力相談業務
その他、市民相談対応

所属団体

立憲民主党
日本共産党
社民党

SNS

X（旧Twitter）：@yamasakiharue11
Facebook：yamasakiharue11
YouTube：山崎はるえ OPEN宝塚

もう一度検索