山崎郡

山崎 郡 (やまざき ぐん)

山崎 郡は、1989年12月8日生まれで大阪府東大阪市を拠点に活動するボートレーサーです。彼は登録番号4760号、112期の選手であり、大阪支部に所属しています。師匠は丸岡正典で、同期には松尾充、山田祐也、今泉友吾、馬場剛などがいます。身長167cmで血液型はA型で、関西大学総合情報学部を卒業しています。

経歴

ロードレース

山崎は5歳からモトクロスレースに挑戦し、その後もミニバイクレースを経て2005年にロードレースに転向しました。この年、鈴鹿選手権GP125でシリーズチャンピオンを獲得しました。次の年となる2006年には、全日本ロードレース選手権GP250に参戦し、ランキング9位を記録。2007年にはランキング4位、2008年にはランキング5位に入るなど、華々しい成績を残しました。特に2006年には名門チームのヒットマンRC甲子園ヤマハに所属し、注目を集めました。

ボートレースへの転身

鈴鹿選手権時代に競い合った谷川祐一の影響を受け、山崎もボートレースに挑戦することを決意しました。2012年、やまと学校（現在のボートレーサー養成学校）に入学し、リーグ戦での勝率は7.26を誇り、準優出5回、優出3回、優勝1回を達成。また、卒業記念競走では3着に入るなど素晴らしい成績を残し、112期の最優秀選手養成員にも選ばれました。2013年には選手登録を経て、ボートレース住之江での一般戦「2013ラピートカップ」でデビューしました。

プロとしての躍進

2014年5月のボートレース尼崎での一般戦で154走目にして初勝利を飾ります。2015年にはボートレース住之江において、2016準地元スター候補選手に選ばれ、その後も活躍の場を広げていきます。2016年2月にはG1競技に初出場し、さらにその年の12月には日本プロスポーツ大賞新人賞を受賞。2017年にはG1競技で初勝利を収め、ランキングを上げ続けました。

主な獲得タイトル

山崎のキャリアにおいての重要な業績として、G1レースの第67回近畿地区選手権競走で2024年に優勝を果たしました。大きなステージでの成功は彼の競技人生のハイライトとなっています。

人物・エピソード

「郡」とは独特の名前ですが、これは少年マガジンに連載された人気バイク漫画「バリバリ伝説」の主人公、巨摩郡が由来です。なんと彼はプロとしてだけでなく、学問でも高い意識を持っており、大阪産業大学短期大学部自動車工業科を卒業後、関西大学総合情報学部に編入。在学中にやまと学校に合格し、プロとして成功を収める一方で、市立大学を卒業することにも力を入れてきました。

戦績

現在、山崎の通算成績は1827回の出走に対し、1着432回を記録しています。優出回数は42回、フライングは6回という結果になっており、通算勝率は6.00％、特に3連対率は59.17％を保持し、これまでの生涯獲得賞金は177,874,000円に達しています。山崎郡は、ボートレーサーとしての才能や努力、学業との両立においても注目されている選手です。

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