山形市立第三中学校

山形市立第三中学校

山形市立第三中学校（やまがたしりつ だいさんちゅうがっこう、Yamagata Dai-3 Junior High School）は、山形県山形市に位置する公立の中学校です。略称は「山三中」で、地域では親しまれており、また「三中」という呼び名でも知られています。この学校は、山形市立第二中学校や第六中学校と同じく、兄弟校としての関係にあります。

アクセスと学区

JR山形駅の西口から近く、アクセスが非常に良い立地にあります。学区は広範囲にわたり、第二中学校と類似して、須川の東側から駅近辺に及びます。生徒の多くは、第一小学校、第二小学校、第六小学校、そのほか第十小学校や宮浦小学校から進学することが一般的です。

部活動の実績

本校の部活動は非常に活発で、特に男女剣道部やなぎなた部はこれまで数々の栄光を手にしています。女子剣道部は、2003年から2007年にかけて、東北大会での団体戦において5連覇を果たしました。その卓越した技術や戦略で、2004年には全国大会での団体戦で第2位の成績を収め、2005年には個人部門で全国優勝も果たしました。こうした成果は、生徒たちの努力の賜物であり、学校全体の士気を高めています。

沿革

山形市立第三中学校の歴史は1947年5月3日に始まりました。当時、山形市立第二中学校および第四中学校と同時に設立され、その校舎は霞城公園内にあった旧陸軍の兵舎を利用していました。1955年には双葉町に新校舎が完成し、1975年には女子バスケットボール部が全国中学校バスケットボール大会で準優勝の栄誉を獲得しました。1983年には第六中学校と連携しながら、第十中学校を分離する形で新たな組織構成が整えられました。1987年には校舎が全面改築され、1999年には吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクール全国大会で金賞を受賞するなど、様々な活動が学校を盛り上げています。

有名な卒業生

本校からは多くの著名な卒業生が輩出されています。陸上競技選手の安孫子充裕、新体操選手の庄司七瀬、ベーシストの須藤満、そしてプロサッカー選手の吉田篤志など、各界において活躍をしています。彼らの成功は、在校生や後輩たちに大きな刺激を与えており、学校の誇りともなっています。

住所

山形市立第三中学校は、山形市双葉町二丁目の1番10号に位置しています。地域での教育と成長を重んじる本校は、これからも多くの生徒たちに愛されていくことでしょう。

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