山形県道35号真室川鮭川線

山形県道35号真室川鮭川線

山形県道35号真室川鮭川線（やまがたけんどう35ごう まむろがわさけがわせん）は、山形県最上郡に位置する主要地方道で、真室川町から鮭川村に至ります。この道路は、地域住民の生活を支える重要な交通路であり、観光や物流にも寄与しています。

概要

この県道の起点は、最上郡真室川町にあり、国道13号と交差しています。終点は鮭川村佐渡で、ここでは国道458号および山形県道315号平田鮭川線と接続しています。県道35号は、真室川町と鮭川村を結ぶ約13.5キロメートルの区間を有し、美しい自然景観を楽しみながら走行することができます。

歴史

この道路は1993年に建設省によって真室川鮭川線として主要地方道に再指定されました。その後、2021年には新しい栗谷沢橋が開通し、交通の利便性が向上しました。

路線状況

重複区間

この道路には山形県道58号新庄鮭川戸沢線との重複区間が含まれており、鮭川村の石名坂から京塚にかけての道が共用されています。

橋梁

この県道には複数の橋が架けられています。

• - 及位橋: 真室川町にあります。
• - 八敷代橋: かつて旧道に架かっていた橋で、1953年に完成したものが老朽化し、新しい橋が整備されました。新八敷代橋は2011年に旧橋が爆破解体されたことで、さらに利用しやすくなりました。
• - 栗谷沢橋: 真室川町にあり、地域の交通に寄与しています。
• - 安久土橋: これも真室川町にあり、地域内の交通の要所となっています。

地理

この県道は、最上郡の真室川町と鮭川村を通過します。主要な交差道路として、国道13号、国道344号、山形県道192号釜淵中田線、山形県道322号砂子沢小又釜渕線などがあります。

沿道の施設

この道路沿いには、地域の公共交通機関や施設が整っています。以下は主な施設です。

• - 及位駅: 地元の鉄道駅の一つ。
• - 真室川IC: 東北中央自動車道へのアクセスを提供します。
• - 大滝駅および釜淵駅: 地域の交通手段。
• - 新真室川温泉: 旅行者に人気の温泉施設。
• - 真室川駅: 交通の要所。
• - 真室川町役場: 地元行政の中心。
• - 羽前豊里駅および鮭川村役場: 地域住民に重要な施設です。

山形県道35号真室川鮭川線は、地域の生活と観光を支える重要な役割を果たしており、今後もその利便性を高めていくことが期待されています。

もう一度検索