山本与志春

山本 与志春（やまもと よしはる）のプロフィール

山本与志春氏は1957年生まれの日本の教育者で、学校法人青山学院の第15代院長を務めています。埼玉県秩父市に生まれた彼は、秩父高等学校での教育を受けた後、1980年には駒澤大学文学部国文学科を卒業しました。大学を卒業すると、彼は埼玉県の公立中学校で国語科の教諭としてのキャリアをスタートさせました。

教育者としての道のり

大学生活の中で、山本氏は友人に促されて教会に通うようになり、1975年には日本バプテスト連盟赤塚バプテスト教会で洗礼を受けます。この時の経験が彼の人生に大きな影響を与え、教育者としての道を一層深めるきっかけとなりました。彼はその後、キリスト教ラジオ放送局での番組を担当することになり、これが青山学院から声をかけられるきっかけとなったのです。

1990年に青山学院中等部の教諭となり、教育の道で新たな章を迎えます。山本氏はその後、2006年には同部の部長に就任し、2014年には青山学院の常務理事に就任するなど、次々と重要なポストを歴任。2018年7月には青山学院院長に就任し、同時に青山学院幼稚園の園長も務めることになりました。

教育界における貢献

彼の教育への情熱は、青山学院におけるさまざまな役職を通じて表れています。東京私立中学高等学校協会の常任理事、また日本私学教育研究所の監事や教育課程専門委員、日本私学中学高等学校連合会の監事と、日本FEBC理事（2013年）、キリスト教学校教育同盟理事など、多くの団体での役職に就きながら、日本の教育界の発展に貢献しています。

また、江戸東京博物館の運営委員も務め、その活動を通じて地域社会にも寄与しています。これらの経験が彼を様々な視点から教育について考えさせ、未来の教育のあり方に影響を与える要因となっています。

表彰と功績

山本氏は、教育分野での尽力が認められ、2018年11月には文部科学大臣表彰を受賞しました。この受賞は、教育の質の向上に向けた彼の努力を象徴するものと言えるでしょう。

結論

山本与志春氏は、青山学院の院長として多岐にわたる活動を行い、教育の現場での経験を生かして未来の教育に貢献している教育者です。彼の教育に対する情熱や、学生たちに対する思いは、多くの人々に希望を与え続けています。今後の彼の活動にも、注目が集まることでしょう。

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