山本凌雅

山本凌雅選手の紹介

山本凌雅（やまもと りょうま）選手は、1995年7月14日に長崎県諫早市で生まれた陸上競技選手であり、特に三段跳のエキスパートとして知られています。彼は自己ベストである16m87を記録し、これは日本の歴史において6位にランクされています。また、彼はU20の室内日本記録保持者であり、日本の高校記録も保持しています。2017年にはロンドンで開催された世界選手権に日本代表として出場し、JALに所属しています。

経歴

小学校時代

山本選手は長崎県諫早市で育ちました。血液型はA型で、小さい頃からスポーツを愛し、特にボール遊びに夢中でした。初めは野球選手を目指していましたが、小学4年生で入った野球チームは一年で解散し、そこから陸上競技の世界に足を踏み入れることになります。小学6年生時に明峰ジュニア陸上クラブに参加し、100m、ハードル、走幅跳、走高跳など多彩な種目に挑戦し、全国小学生交流大会では優勝を果たしました。

中学時代

高来中学校に進学した彼は、110mハードルを専門としていましたが、思い通りにはいきませんでした。しかし、3年時の10月に行われた走幅跳の大会では、直前の練習なしに6m35を記録し、その後は走幅跳にも興味を持つようになりました。

高校時代

2011年、諫早農業高校に進学。最初は部活に入るつもりがなかったものの、全員参加が必須と知り、陸上部に所属。110mハードルに挑戦して苦難を経験しましたが、走幅跳に周りのサポートがあり、九州大会まで進出。運命的な出来事は三段跳に出会ったことでした。高校3年生時には日本ユース選手権三段跳で大会新記録の15m28をマークし、全国タイトルを獲得。

2013年にはインターハイ三段跳を大会新記録で制するなど、着実に力をつけていき、国民体育大会では高校生史上初の16mジャンプを記録しました。

大学時代

2014年から順天堂大学へ進学し、スポーツ科学を学び始めました。大学1年目から数々の大会で好成績を残し始め、世界ジュニア選手権では日本勢22年ぶりの入賞を果たすなど、光り輝くキャリアを築きました。ただし、初のオリンピック出場を果たせなかったことは悔いとして残っています。彼は、2017年に16m87の日本歴代6位をマークし、ロンドン世界選手権に日本代表として参加することになりました。

社会人時代

2018年には日本航空（JAL）のアスリート社員として新たなキャリアをスタートしました。彼は同社のページにも紹介され、国内外での競技生活を支えられています。

人物

趣味は外出であり、サッカーやバドミントンも得意ですが、早起きは苦手という一面も持っています。これからの活躍にも期待が寄せられます。山本選手のキャリアは今後も多くのファンに感動を与えることでしょう。

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