山本咲希到

山本咲希到騎手は、1996年11月6日生まれの地方競馬騎手です。小学4年生の際に京都競馬場で菊花賞を観戦したことがきっかけで騎手を志し、中学時代にはJRA競馬学校の受験に挑戦するも不合格。その後、東関東馬事高等学院を経て、地方競馬教養センター騎手課程第93期生として入所しました。

2015年3月31日、地方競馬騎手免許を取得。ホッカイドウ競馬の松本隆宏厩舎に所属し、同年4月22日、門別競馬で初騎乗を果たします。デビューから8戦目となる5月6日、門別競馬で初勝利を挙げました。

1年目、2年目はそれぞれ5勝、8勝と勝ち星は少なかったものの、3年目には32勝と大きく勝ち星を増やし、着実に実力をつけていきます。そして、2018年には、ディナスティーアに騎乗しヒダカソウカップを制覇。念願の重賞初制覇を成し遂げました。

その後も活躍を続け、2019年6月6日には地方通算100勝を達成。さらに、2019年11月12日から2020年2月9日まではマレーシアのセランゴール競馬場で、2020年11月24日から2021年1月28日、翌年も同時期に園田・姫路競馬場で期間限定騎乗を行いました。

2022年シーズン終了後、ホッカイドウ競馬公式YouTubeチャンネルに出演し、同シーズンをもってホッカイドウ競馬所属騎手としての活動を終了することを発表。そして、2022年12月1日付で兵庫県競馬組合に移籍、石橋満厩舎に所属することになりました。兵庫県競馬組合の内規により3か月の研修期間を経て、2023年3月1日、姫路競馬で騎乗を再開しています。

山本騎手は、ホッカイドウ競馬所属時代、数々の重賞競走で好成績を残しました。主な騎乗馬としては、2018年ヒダカソウカップ優勝馬ディナスティーア、2021年サッポロクラシックカップ優勝馬リコーヴィクター、2021年南部駒賞優勝馬エイシンシュトルム、そして2022年南部駒賞優勝馬エイシンケプラーなどが挙げられます。

地方競馬界で活躍を続ける山本咲希到騎手。今後の活躍にも期待が高まります。ホッカイドウ競馬での実績を土台に、兵庫県競馬組合でも、その卓越した騎乗技術で多くの勝利を掴むことでしょう。新たな環境での活躍にも注目が集まります。山本騎手の今後の活躍から目が離せません。

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