山本 尚貴(やまもと なおき)
プロフィール
山本尚貴は
2016年に
テレビ東京アナウンサーの狩野恵里と結婚し、二人の女児の父親でもあります。山本は家族を大事にしながら、情熱を持ってカーレースの世界に挑戦し続けています。
経歴
彼のレーシングキャリアは1994年に始まり、6歳でカートレースをスタートしました。2002年には全日本カート選手権 FAクラスでシリーズチャンピオンに輝き、その後も国内外の様々なレースに挑戦してきました。
2006年、山本は
鈴鹿サーキットレーシングスクールで特に優れた成績を収め、スカラシップを獲得しました。翌年にはHonda
フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトからフォーミュラ チャレンジ・ジャパンに参戦し、自身の地元で2連勝を達成。2008年には
全日本F3選手権にステップアップし、初優勝を記録します。
各カテゴリーでの成功
2010年には全日本選手権
フォーミュラ・ニッポンと
SUPER GTに同時参戦。特に
SUPER GTではデビュー戦で3位表彰台に立ち、その後も着実に成績を残しています。2013年には
スーパーフォーミュラで初タイトルを獲得し、成功に弾みをつけました。
1034年の
SUPER GTでは、
ジェンソン・バトンとともに参戦することが決まりました。最終戦では直接対決を制し、シリーズチャンピオンに輝きました。この偉業は日本人ドライバーとしては久しぶりの快挙です。
毎年レースに参戦しながらも、山本はパフォーマンスを向上させ続けました。2019年には
スーパーフォーミュラでドライバーおよびチームタイトル獲得に貢献し、多くのファンに支持される存在となりました。
ツイストと逆境
しかし、2023年の
SUPER GT第6戦では悲劇的な事故に遭遇し、重大な怪我を負いました。これにより、その後のレースを欠場せざるを得ませんでしたが、回復過程にあり、2024年のシーズン復帰が期待されています。
F1への挑戦も視野に入れ、彼は
スーパーライセンスの発給条件も満たしつつあります。
まとめ
山本尚貴はただのレーサーではなく、家族と豊かな趣味を持つ多才な人物です。彼の競技人生は数々の栄光と試練の連続ですが、それでも常に前向きに取り組む姿勢が印象的です。今後の活躍にもぜひ注目していきたいところです。