山本進悟

山本進悟について

山本進悟（やまもと しんご、1974年7月29日生まれ）は、日本の運動選手であり、トレーニングジム経営者、さらに人気テレビ番組『SASUKE』のオールスターズメンバーとして知られています。また、山本はYouTuberとしても活動しています。彼の軌跡は多様な経験と挑戦に満ちており、特に『SASUKE』での活躍が際立っています。

幼少期と運動歴

山本は小学校から身体能力に優れており、中学では陸上部に入りたかったものの、陸上部がなかったためバスケットボール部に入りました。しかし、彼は中学3年生のときに素人チームとして区の陸上大会に出場し、幅跳びで優勝。そのため、保善高等学校に推薦入学し、陸上部に所属。特に幅跳びと短距離走で活動し、関東大会では4位の成績を収めるほど活躍しました。

職業的な選択と挑戦

現役時代にはオリンピック出場を目指していましたが、プロスポーツとしての収入が不安だったため、自動車整備士の専門学校に通うことに決めました。学校では整備技術を磨きつつ、ガソリンスタンドでも働き、顧客の信頼を得るための資格取得にも励みました。

『SASUKE』への道

山本が『SASUKE』に参加するきっかけは、TBSからの突然の電話でした。彼は一度その電話を悪戯だと思い、切断してしまったものの、再度かかってきた電話によって、中学時代の友人のコネで出場が決まりました。初回の大会は1回きりの予定だったものの、翌年にも招待され、以降『SASUKE』の常連として活躍することになります。毎大会で彼は職場での出世を果たし、最終的にはガソリンスタンドのエリアマネージャーに昇進。さらに自身の家を「SASUKE御殿」と名付け購入しました。

健康と負傷の葛藤

山本は長年、ヘルニアや左肩の脱臼癖に悩まされながら、『SASUKE』の挑戦を続けてきました。疼痛と闘いながらも、競技を楽しむ姿勢を崩さず、「SASUKEは人生最良の趣味」と語ります。彼はその奮闘姿勢から、多くのファンや仲間に支持されています。

私生活と人間関係

山本は、番組が始まった頃から現在の妻とつながりがあり、彼女は普段看護師として働いています。また、彼女は若い頃にフェンシング部に所属していました。山本は『SASUKE』オールスターズのメンバーとして新世代との交流も深く、仲の良いメンバーとYouTubeでも頻繁に共演しています。

『SASUKE』での成績

『SASUKE』では、山本の挑戦歴は非常に印象的で、第41回大会まで「皆勤賞」に輝いています。特に彼の直面した数々の挑戦とその成果は、視聴者を魅了しています。彼はこれまでの大会を通じて、数々の名場面を繰り広げ、特に初回大会での活躍は記憶に残るものとなっています。彼は多くのリタイアも経験しましたが、毎回新たな挑戦をし続ける姿勢に、彼の強さを感じずにはいられません。

現在の活動

2012年にガソリンスタンドを退職した後、山本は自動車整備士として再就職し、その後、トレーニングジム「bariante からだ改良研究所」を開設。最先端の設備を整え、多くのトレーニング愛好者に支持されるジムに成長させました。また、タイにも店舗を展開し、グローバルな展開を果たしています。更に2020年からは配送業の仕事も始めるなど、様々な分野での挑戦を通じて、自身の可能性を広げています。


山本進悟の歩みは、挑戦し続けることの重要性を示しており、彼の人生そのものが一つの実践的な教訓と言えるでしょう。

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