山田佳臣

山田佳臣（やまだ よしおみ）

日本の経営者。1949年1月7日生まれ。東海旅客鉄道（JR東海）の社長・会長を歴任。

経歴

東京都出身。東京都立西高等学校を経て、東京大学法学部を卒業。1971年4月に日本国有鉄道（国鉄）に入社。国鉄時代は職員局職員課補佐などを務めた。

1987年4月、国鉄分割民営化に伴い東海旅客鉄道（JR東海）に入社。総務部勤労課長を皮切りに、人事部人事課長、総合企画部東京企画部長、秘書室副室長、人事部長と要職を歴任した。その後、取締役人事部長、取締役総合企画本部長、常務取締役総合企画本部長を経て、2002年6月には専務取締役事業推進本部長に就任した。

2004年6月、代表取締役副社長に就任。2010年4月には代表取締役社長に昇格し、JR東海の経営を担った。2014年4月には代表取締役会長に就任し、2018年4月に取締役相談役、2020年6月に相談役となる。

主な発言

2010年7月26日、名古屋市で開催されたリニア中央新幹線の建設促進集会にて、中国・上海市のリニアモーターカー「上海トランスラピッド」を「あちらが小学生のおもちゃなら、わたくしどものリニアはiPadみたいなものだ」と例えて発言し、話題を呼んだ。

人物

JR東海において、長年にわたり経営の中枢を担ってきた人物である。リニア中央新幹線の建設推進に尽力し、その実現に向けて強い意欲を示していた。発言は時に注目を集め、メディアでも取り上げられることもあった。

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