山田町立山田中学校

山田町立山田中学校

山田町立山田中学校は、岩手県下閉伊郡の山田町に位置する公立の中学校です。この学校は1965年に設立され、地域の多くの小学校から生徒が集まっています。2020年5月1日のデータによれば、同校には14の学級があり、合計で316名の生徒が在籍しています。

歴史

山田町立山田中学校は、当初山田中学校、船越中学校、織笠中学校、大沢中学校が統合され、新たに誕生した学校です。その後、1967年に校舎を移転し、2003年には現在の校舎が完成しました。また、2011年3月11日には東日本大震災が発生しましたが、残念ながら町内が大きな被害を受けたにも関わらず、学校自体は無事でした。2020年4月には、豊間根中学校との統合も行われ、より多くの生徒が在籍するようになりました。

部活動

山田中学校では、活発な部活動が盛んに行われています。特に運動部においては、野球部やサッカー部、男女のバスケットボール部やバレーボール部、さらには柔道や剣道といった武道の部も存在します。興味深い点は、性別が限定されている部にも関わらず、他の性別の生徒も希望すれば入部できるという柔軟性を持っている点です。

文化部も充実しており、吹奏楽部や総合文化部、さらには様々な委員会が活動しています。生徒会執行部や生活委員会、学習委員会、新聞委員会、放送委員会など、生徒が自主的に運営するコミュニティも形成されています。

行事

学校行事も豊富で、年間を通して様々なイベントが行われています。4月には始業式や入学式、対面式があり、3年生は修学旅行を楽しむことができます。5月には「オリンピア」と名付けられた体育祭や前期の生徒総会が行われるなど、活気に満ちた行事が続きます。

6月には宮古地区中学校総合体育大会、7月には県中学校総合体育大会が予定されており、各部活動の生徒にとっては大きなチャンスとなります。8月には実力テストや部活動交流会が行われ、9月には中間テストに加え、地区新人大会もあります。10月には「海神祭」と呼ばれる文化祭、11月には期末テストと県新人大会（後期）、また生徒会役員選挙も行われます。

12月には三者面談が行われ、1月の始業式の後には実力テストが実施されます。2月には期末テスト、この時期に中学校見学会も行われ、新1年生が学校の様子を知る機会となります。3月は公立高校入試や卒業式、三年生を送る会もあり、卒業生が新たな一歩を踏み出す大切な時期です。

総括

山田町立山田中学校は、学業だけでなく、スポーツや文化活動にも力を入れ、地域に根ざした教育を行っています。生徒たちは多彩な経験を経ることで、将来への準備を進め、友情や協力の大切さを学んでいます。このように、山田中学校は地域価値を重んじる魅力的な教育環境を提供しているのです。

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