山田花子 (タレント)

山田花子（やまだはなこ）

山田花子は1975年3月10日、大阪府堺市北区南花田町で生まれた日本のお笑いタレントおよびコメディエンヌです。身長150 cm、体重48 kg、血液型はA型。彼女は吉本興業に所属し、トランペット奏者の福島正紀さんと結婚し、2児の母でもあります。主に「花子」や「花ちゃん」といった愛称で親しまれています。

来歴

彼女の芸能キャリアは中学校の時期から始まり、大阪の毎日放送で放送された『4時ですよーだ』に素人として出演したことがきっかけでした。その後、名番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』に吉田ヒロの後任としてレギュラーに抜擢され、大きな注目を集めます。しかし、高校卒業後、彼女はプロレスラーを目指しJWP女子プロレスの練習生となるものの、重傷を負い断念。その後再びお笑いの世界に戻り、吉本新喜劇での活動によって人気を得ていきました。

山田花子の特徴的な外見とセクシー口調のギャグは、特に「カモ〜ン」や「汗ばむわぁ〜」が有名です。これらのギャグは辻本茂雄の発案であることも彼女のブログで公表されています。また、暴言やおなじみのボケを交えたユーモアを展開するスタイルが、彼女のコメディセンスをさらに際立たせています。

2002年に公開された映画『劇場版ポケットモンスター・ピカピカ星空キャンプ』では、他の事務所仲間と共に「ボケモン5」を結成し、主題歌を担当。さらに、2003年公開の『おどるポケモンひみつ基地』ではナレーションも務めました。2007年には約10年ぶりにNGKでの吉本新喜劇に出演し、人気を持続させています。「痛快!明石家電視台」や、明石家さんまの舞台にも出演することが多く、彼女の人気は不動のものになっています。

2010年にはトランペット講師の福島正紀との結婚を発表し、同年6月には第一子を帝王切開で出産。2016年には第二子も出産し、ますます家庭との両立を大切にしながらも、視聴者に笑いを届けていました。

人物

プライベートでは「女芸人会」を率い、仲間と共に活動しており、森三中やだいたひかるなどもメンバーとして知られています。山田は中学生からタレント活動を行っているため、年上の後輩が多いですが、ナインティナインやFUJIWARAなどの後輩芸人からも愛される存在です。

趣味としてトランペットを習い、実際に演奏する場面もあり、2009年にはアースマラソン中の間寛平を見送るために演奏を披露しました。

ギャグ

山田花子のギャグは独特で、「汗ばむわ〜」や「早くしないと花子が逃げちゃうわよ〜」などのセクシーを意識したギャグが特徴。特に「私の名前はエリザベスです」と言った後に「バカボン」と突っ込まれる定番のボケも有名です。

出演歴

山田花子は映画、アニメ、テレビ番組、ラジオ番組など幅広いメディアで活躍しており、代表作には『嫌われ松子の一生』や『明日があるさ』などがあります。また、長年続く吉本新喜劇の舞台にも定期的に出演しており、視聴者に愛され続けています。彼女のその活動と成長は、今後も多くの人々に笑いを提供し続けることでしょう。

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