山野辺翔

山野辺 翔（やまのべ かける）

基本情報

• - 生年月日: 1994年5月24日
• - 出身地: 東京都府中市
• - ポジション: 内野手、外野手
• - 投打: 右投右打
• - 所属: 埼玉西武ライオンズ

経歴

プロ入り前

山野辺は府中市で育ち、1歳上の友人である菅野剛士と共に幼少期を過ごしました。8歳で武蔵府中リトルシニアに入団し、その後武蔵府中シニアで中学野球を経験しました。高校は桐蔭学園に進学し、3年時に二塁手として活躍。在籍中に神奈川県大会準決勝に進出しましたが、強豪の桐光学園に敗れ、甲子園には出場できませんでした。

大学は桜美林大学に進学し、打撃力を高め、4年間で数回のベストナインを受賞しました。大学時代には、エースである佐々木千隼と共にチームを支え、大会でもその実力を発揮しました。

三菱自動車岡崎

大学卒業後、三菱自動車岡崎に入社し、そこでレギュラー選手として活躍。特に都市対抗野球大会や日本選手権大会に出場し、実力を証明しました。

プロ入り

2018年のドラフトで埼玉西武ライオンズから3位指名を受け、契約を結びました。プロ入り以来、背番号4を背負っています。

西武時代

2019年

プロ初年度の2019年には、5月9日の試合で初安打を達成しましたが、一軍出場は限られていました。しかし、イースタンでの活躍が光り、12本塁打と29盗塁で盗塁王を獲得しました。

2020年

2020年は新型コロナウイルスの影響を受け、試合数が制限されましたが、代走や先発として少しずつ出場機会を増やしました。特に10月20日と21日の連夜のサヨナラ打は話題となりました。

2021年

2021年は外野の練習に取り組む一方、主に代走として活躍。しかし、負傷が影響し、出場試合は限られました。復帰後も怪我に悩まされましたが、徐々に出場機会を増やしました。

2022年

2022年にはプロ初の猛打賞を達成しましたが、レギュラーとしては定着できず、成績は振るいませんでした。

2023年

2023年は開幕時に一軍入りし、6月21日のイースタン・リーグでは満塁本塁打を打つなどの記録を残しました。7月29日にはプロ初の指名打者として出場し、勝利に貢献しましたが、最終的には控え選手としての扱いが続き、出場試合数は限られていました。

選手としての特徴

山野辺は、その攻撃力と圧倒的なスピード、そして広範な守備範囲が特長です。内野だけでなく外野にも対応できるユーティリティープレイヤーであり、特にフェンス際での好プレーで知られています。過去には、驚異的な捕球で注目を集め、「奇跡のハンモック・キャッチ」と称されたプレーもあります。

詳細情報

山野辺のキャリアはまだ続いており、さらなる成長が期待されています。彼のプレーは、チームにとって貴重な戦力となるでしょう。

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