岐阜県道・愛知県道20号瑞浪大野瀬線

岐阜県道・愛知県道20号瑞浪大野瀬線について

岐阜県道・愛知県道20号瑞浪大野瀬線は、岐阜県瑞浪市を起点とし、愛知県豊田市に至る全長約49.8kmの主要地方道です。この路線は、山間部を主体としたルートを通り、その大部分が自然豊かな風景の中を走ります。

路線の特徴

この道路の最大の特徴は、岐阜県と愛知県の県境を複数回にわたって越える点です。具体的には、岐阜県瑞浪市から愛知県に入り、その後再び岐阜県に戻り、矢作ダムのすぐ横を通過した後、再び愛知県に入り終点に至ります。特に矢作ダム周辺は、片側1車線が確保された比較的整備された区間ですが、それ以外の場所では、道幅が狭い箇所も存在します。国道419号付近や国道153号と国道257号の間には、特に注意が必要な狭隘な道があります。

歴史

この路線の歴史は、1977年2月28日に愛知県道として認定されたことに始まります。その後、1983年には、主要地方道改正に伴い、以前の県道12号豊田瑞浪線の岐阜県域が編入され、現在の形に近づきました。さらに、1993年5月11日には、主要地方道として再指定を受け、現在に至ります。

路線状況

この路線は、別名として「奥矢作さくら街道」とも呼ばれており、特に恵那市周辺では美しい桜並木が楽しめます。また、いくつかの区間では他の道路との重複が見られます。

重複区間:

岐阜県道66号多治見恵那線（瑞浪市稲津町小里）
国道363号（瑞浪市陶町大川）
国道419号（瑞浪市陶町大川 - 豊田市大ケ蔵連町）
岐阜県道109号上仁木明智線（恵那市明智町阿妻）
愛知県道11号豊田明智線（豊田市浅谷町）
国道257号（豊田市押山町ススベ - 恵那市上矢作町小田子）

通過する自治体

この路線が通過する主な自治体は以下の通りです。

岐阜県：瑞浪市、恵那市
愛知県：豊田市

交差する道路

この路線は、以下の道路と交差します。

岐阜県道389号瑞浪停車場線（起点）
国道19号
岐阜県道66号多治見恵那線
岐阜県道33号瑞浪上矢作線
国道363号
国道419号
岐阜県道109号上仁木明智線
愛知県道11号豊田明智線
国道257号
愛知県道356号大野瀬小渡線
国道153号（終点）

沿線施設

沿線には、以下の施設などがあります。

中京高等学校
恵那市串原振興事務所
矢作第2ダム
矢作ダム
串原郷土館

まとめ

岐阜県道・愛知県道20号瑞浪大野瀬線は、自然豊かな山間部を走り、複数の自治体を結ぶ重要な道路です。特に矢作ダム周辺の風景は美しく、ドライブコースとしても人気があります。しかし、一部区間には狭隘な道もあるため、通行の際には注意が必要です。

その他

この路線に関する詳細な情報や最新の交通状況については、関連する自治体や道路管理者のウェブサイトで確認してください。


関連項目

岐阜県の県道一覧
愛知県の県道一覧
* 豊田市の県道一覧#主要地方道

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