岐阜県道・長野県道6号中津川田立線

岐阜県道・長野県道6号中津川田立線

岐阜県道・長野県道6号中津川田立線は、岐阜県中津川市から長野県木曽郡南木曽町田立に至る、全長約19.7kmの主要地方道です。この路線は、岐阜県と長野県を結ぶ重要な役割を担っています。

概要

この道路は、両県の主要都市を結ぶ役割を担い、地域住民の生活や経済活動を支える重要な交通インフラです。

路線データ

起点: 岐阜県中津川市
終点: 長野県木曽郡南木曽町田立
道路の区域:
起点: 岐阜県中津川市中津川（国道19号交点）
終点: 長野県木曽郡南木曽町田立（国道19号交点）
実延長距離: 19.676 km
岐阜県: 16.359 km
長野県: 3.3169 km
道路法第7条第1項該当号: 5号

歴史

この路線の歴史は、昭和時代に遡ります。

1959年（昭和34年）8月1日: 長野県道犬帰中津川線として認定。犬帰という地名は現在では使われておらず、中津川市山口の北端がその名残です。
1960年（昭和35年）3月5日: 岐阜県道267号犬帰中津川線として認定。
1977年（昭和52年）2月27日: 岐阜県が整理番号を104へ変更。
1982年（昭和57年）4月1日: 建設省（現・国土交通省）が一般県道犬帰中津川線を主要地方道中津川山口線に指定。
1983年（昭和58年）:
1月17日：長野県道104号犬帰中津川線を長野県道72号中津川山口線へ変更。
1月28日：岐阜県道104号犬帰中津川線を岐阜県道42号中津川山口線へ変更。
1993年（平成5年）5月11日: 建設省が主要県道中津川山口線を中津川山口線として主要地方道に再指定。
1994年（平成6年）4月1日: 岐阜県が路線番号を42番から6番へ、長野県も72番から6番へ変更。
2005年（平成17年）2月13日: 木曽郡山口村が中津川市に越県合併。これにより、終点が木曽郡山口村から中津川市へ変更されました。
2010年（平成22年）12月24日: 終点が岐阜県中津川市から長野県木曽郡南木曽町田立に変更され、路線名も中津川山口線から中津川田立線へ変更。

路線状況

以前は、木曽川左岸の旧山口村が終点でしたが、国道19号の改良に伴い、木曽川右岸の南木曽町に国道19号の交点が移動しました。この際、路線終点の変更告示が遅れたため、公的な終点と実際の終点が異なる状態が続いていました。しかし、2010年の路線変更により、この問題は解消されました。

中津川市北野交差点から玉蔵大橋北側のT字路交差点までは、城山大橋（中津川有料道路）が完成する以前の国道257号の旧道が、この路線に指定されています。また、玉蔵大橋北側のT字路交差点から落合ダム周辺の区間は、道幅が狭いものの舗装されており、車両の通行は可能です。この道は、かつての黒瀬街道の一部でもあります。

この県道は、木曽川の右岸沿いを走り、左岸を走る国道19号と並走する形になっていますが、未改良区間が多く、交通量は比較的少なめです。

重複区間

国道256号（岐阜県中津川市坂下地内）

地理

通過する自治体

岐阜県:
中津川市
長野県:
木曽郡
南木曽町

交差する道路

国道19号（中津川市中津川、起点）
国道256号（岐阜県中津川市坂下・乙坂交差点）
岐阜県道419号坂下停車場線（岐阜県中津川市坂下・国道256号重複区間）
国道256号（岐阜県中津川市坂下）
* 国道19号（木曽郡南木曽町・田立入口交差点、終点）

この道路は、地域住民の生活を支えるだけでなく、木曽川の豊かな自然を感じられるルートでもあります。ドライブやツーリングの際には、安全運転を心がけ、周辺の景色を楽しみながら走行してください。

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