岡山県道399号金甲山線

岡山県道399号金甲山線は、岡山県玉野市八浜町見石（金甲山山頂）を起点とし、岡山市南区飽浦（飽浦交差点）を終点とする全長7.2kmの一般県道です。金甲山と岡山市南区を結び、地域住民の生活道路として、また観光道路としての役割を担っています。

路線の特徴

この県道の最大の特徴は、金甲山へのアクセス道路として建設された点です。かつてNHK岡山放送局とRSK山陽放送が金甲山山頂にテレビ送信所を建設する際、資材運搬や関係者の移動のために、岡山県が山頂までの道路を整備しました。そのため、道路は全線にわたって片側1車線が確保されており、普通車であれば問題なく通行できます。

しかし、過去にはローリング族の走行や暴走行為が頻発した時期もあり、路面にはタイヤ痕が多数残っています。また、カーブには暴走族対策として鋲が設置されたり、中央線が盛り上げ処理されている場所もあります。走行の際は十分な注意が必要です。

沿線の見どころ

金甲山線沿いには、自然豊かな金甲山をはじめ、岡山市立甲浦小学校や岡山市立光南台中学校などがあります。金甲山山頂からは、瀬戸内海の美しい景色を一望でき、多くの観光客が訪れます。また、夜景スポットとしても知られており、ロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。

路線の歴史

岡山県道399号金甲山線は、1972年（昭和47年）3月21日に岡山県告示第263号により認定されました。その後、秋頃に現行の県道番号に変更されています。

交差する道路

岡山県道217号飽浦東児線（金甲山登山口交差点）
岡山県道45号岡山玉野線（飽浦交差点）
岡山県道74号倉敷飽浦線（飽浦交差点）

通過する自治体

玉野市
岡山市（南区）

注意点

金甲山線は、山道のためカーブが多く、見通しの悪い場所もあります。また、路面状況が変化しやすいので、走行の際はスピードを控え、安全運転を心がけてください。特に、二輪車での走行は注意が必要です。

関連情報

岡山県の県道一覧

金甲山線は、金甲山へのアクセスだけでなく、瀬戸内海の景色を楽しめるドライブコースとしてもおすすめです。安全に注意して、快適なドライブをお楽しみください。

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