岡山県道701号岡山賀陽自転車道線

岡山県道701号岡山賀陽自転車道線

岡山県道701号岡山賀陽自転車道線は、岡山市北区から加賀郡吉備中央町へと続く自転車及び歩行者専用の一般県道です。通称「吉備高原自転車道」とも呼ばれ、この路線は美しい自然に囲まれたルートで、観光スポットや歴史ある地域を通り抜ける素晴らしいサイクリングコースとして知られています。

概要

この道路は、岡山市北区津寺から始まり、岡山JCTの高架下を北側に進んだ後、吉備路自転車道から分岐します。最初の目印は、岡山済生会吉備病院近くの歩道橋で、ここで国道180号を渡ります。続いて、岡山市北区高松内の最上稲荷の南側を回り込み、備中高松城跡に向かいます。

西へ進むと、足守川の堤防と接続し、そこから北上します。さらに進むと、国道429号と合流し、河川沿いを進みながら何度か分岐および合流を繰り返します。この自転車道は、黒谷ダムに至り、その後岡山県道72号岡山賀陽線へと接続します。終点の吉備高原十字橋交差点では国道484号と交差し、ここで路線が完結します。

通行に関する注意

自転車と歩行者専用ではありますが、道路の一部は自動車通行も可能です。特に、吉備路自転車道との重複区間や、簡易な生活道路が県道として指定されている区域では、自動車との接触に十分注意が必要です。高松や足守の地域では、地元の生活道路や農道が後に県道に指定されており、狭い道幅の区間でも自動車が通行することがあります。このため、自転車や歩行者は特に注意を払うべきです。

不同点

岡山市北区高松66番地付近から高松稲荷ジャンボパーキングにかけては、かつての中国鉄道稲荷山線の廃線跡となっています。この場所では、地域の歴史を感じることができ、地元の人々によって大事にされている場所でもあります。

路線情報

• - 起点: 岡山県岡山市北区新庄下（岡山県道700号岡山総社自転車道線交点）
• - 終点: 岡山県加賀郡吉備中央町吉川（国道484号交点）
• - 総延長: 約30.1km
• - 通過する自治体: 岡山市、加賀郡吉備中央町

見どころ

この自転車道沿いには、観光スポットが多数点在しています。例えば、最上稲荷や備中高松城跡、歴史的な武家屋敷、そして美しい自然が楽しめる黒谷ダムなどがあります。また、緒方洪庵生誕地や近水園も訪れることができます。

この区間を通じて、文化や自然を満喫できるのがこのルートの魅力です。

重複区間と接続道路

• - 岡山県道73号箕島高松線（岡山市北区津寺）
• - 岡山県道241号長野高松線（岡山市北区高松）
• - 国道429号（岡山市北区大井、粟井、掛畑）
• - 岡山県道76号総社三和線（岡山市北区西山内）
• - 岡山県道72号岡山賀陽線

つねに新しい発見が待つこの自転車道を、ぜひ体験してみてください。

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