岡崎中央総合公園総合体育館

岡崎中央総合公園総合体育館

岡崎中央総合公園総合体育館は、愛知県岡崎市にある屋内スポーツの拠点です。この施設は、1991年に完成し、1992年に正式に開館しました。2006年からは、一般社団法人岡崎パブリックサービスが管理運営を行っています。年間の利用者は、2010年度には35万人を超え、地域のスポーツ振興に重要な役割を果たしています。

施設の概要

体育館棟

体育館棟は面積が2,646平方メートルで、63m×42mの広さを誇ります。ここではバレーボールやバスケットボール、バドミントン、卓球などの競技が行えます。その利用可能数は、バレーボールが4面、バスケットボールが3面、バドミントンが12面、卓球は50台に達します。また、観客席は固定席が2,372人、可動席が2,301人用意されています。

武道館棟

武道館棟は1,722平方メートルの広さがあり、さまざまな武道の技術を習得する場として利用されています。例えば、柔道は4面、剣道は4面、バレーボールとバスケットボールはそれぞれ2面ずつ使用できます。観客席は固定席1,580人と可動席624人が設置されており、多くのスポーツファンが観戦できます。

錬成道場棟

錬成道場棟には、第一錬成道場と第二錬成道場があり、それぞれ540平方メートルの面積を有します。第一道場では剣道、第二道場では柔道の練習が行われ、各道場には180席の固定観客席があります。また、トレーニング用のルームもあり、120mのランニングコースが設けられています。

主な大会・イベント

この体育館では、様々なプロスポーツチームのホームゲームが行われています。例えば、Bリーグの三遠ネオフェニックスやシーホース三河、Wリーグのトヨタ自動車アンテロープス、Vプレミアリーグのデンソー・エアリービーズ、そしてFリーグの名古屋オーシャンズなどが、定期的に試合を開催。さらに、1994年にはわかしゃち国体で空手道の会場として使用され、2016年には「大相撲岡崎場所」が行われ、18年ぶりに岡崎市での大相撲の開催となりました。

また、岡崎市制施行100周年記念式や、「おかざき100年祭」といった地域イベントもこの体育館を中心に開催され、市民の交流の場ともなっています。さらに、岡崎市内の全中学校運動部による総合体育大会もここで行われ、若い世代のスポーツ振興に寄与しています。

交通アクセス

岡崎中央総合公園総合体育館へのアクセスは、名鉄名古屋本線東岡崎駅から名鉄バスを利用し、「中央総合公園」バス停で下車する方法が便利です。地域の交通機関を利用することで、スムーズに施設へアクセスできます。

まとめ

岡崎中央総合公園総合体育館は、スポーツにおいて重要な役割を果たし、地域の人々にとって欠かせない施設であり続けています。多様なイベントや大会が行われるこの場所は、選手や観客にとっても特別な意味を持ち、未来のスポーツ振興活動にも期待が寄せられています。

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