岡林裕二

岡林裕二（おかばやし ゆうじ）

岡林裕二は、1982年10月31日に高知県南国市で生まれた日本のプロレスラーです。自衛官の経験を持つ彼は、2008年春に大日本プロレスに入門し、同年6月27日にデビューを果たしました。初めてリングに立った際、彼の筋肉質な体格は新人とは思えないものでした。

プロレスキャリアの始まり

デビューから間もない岡林は2009年の春に行われた関本大介とのシングルマッチで惜しくも敗れましたが、翌月には関本と組んでタッグチームを結成しました。これが彼の新たな挑戦の始まりでした。2009年7月24日の後楽園ホール大会では、竹田誠志と木高イサミのチームに勝利し、BJW認定タッグ王座を獲得。この快挙は岡林の名を広める一因となりました。

続く2011年には、全日本プロレスの両国国技館大会でアジアタッグ王座に挑戦し、関本と共にChampionship titleを獲得しました。2012年も忍とのタッグでBJW認定タッグ王座を再び奪取。だがその後の大日本最侠タッグリーグ戦ではデスマッチで敗北を喫しました。このように、岡林は数々の挑戦を経ながら着実にキャリアを積み上げていきました。

賞賛と栄光

2015年、岡林は関本を打破してBJW認定世界ストロングヘビー級王座を手に入れたことで、その実力を証明しました。また、同年間にはプロレス大賞の敢闘賞を獲得し、以降も数々の成果を挙げました。2017年には再び関本とタッグを組み、世界タッグ王座を手にし、岡林の名声は高まる一方です。

しかし、岡林は2023年から無期限休養に入ります。彼は40歳までプロレスを続けるつもりでいると、団体に伝えていることが知られています。しかし、今後の進退については明言を避けている状況です。

得意技とスタイル

岡林のレスリングスタイルは非常に多彩で、数多くの技を駆使します。その中でも特に「ゴーレムスプラッシュ」という技は、彼自身が愛するゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスターから名付けられました。その他にも、パワーボムやオクラホマスタンピード、アルゼンチンバックブリーカーを得意とし、試合中に相手を圧倒するシーンが見受けられます。

また、岡林の出入曲は時代によって変遷しており、初代はガンマ・レイの「Heading for Tomorrow」、その後は「Angry Golem」や「Alien」など、彼のキャラクターを表現する重要な要素となっています。

パーソナルバックグラウンド

岡林は幼い頃から活発な性格で、2歳の時には重いミカン箱を持ち上げるほどでした。相撲に興味を持ち始めたのは小学校の頃で、父親の影響もあり、安定した実力を誇っていました。しかし、プロレスに出会ったのは小学校3年生の時に偶然発見した週刊プロレスからでした。この出会いが彼をプロレスの世界へ導くきっかけとなります。

さらに、彼は自衛隊に入隊し、体育学校での生活を経てプロレスラーになる道を選ぶことになります。この背景の中で、彼は常に挑戦し続け、数々の成功を収めてきたのです。

これらの経験を経て、岡林は今日の実力派レスラーとしての地位を築き上げました。今後の彼の動向から目が離せません。

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