岡田優

岡田優（おかだ ゆう）

1983年7月4日生まれ、滋賀県大津市出身の元プロバスケットボール選手。ポジションはシューティングガード。

プロ入り前

10歳からバスケットボールを始め、大津市立粟津中学校時代には滋賀県大会で優勝。京都の強豪、東山高校に進学し、1年時にウィンターカップに出場、ベスト8に進出する。

近畿大学に進学後は、2年時と4年時にに関西リーグで優勝。個人としても2度の3ポイント王と得点王に輝く。インカレには4年連続で出場。

プロ選手として

大学卒業後、bjリーグの高松ファイブアローズにドラフト外で入団。背番号は22番。

ルーキーシーズンから全試合に出場し、2006-07シーズンの準優勝に貢献。第1回bjリーグオールスターゲームにも出場。

2006年11月12日の東京アパッチ戦では、当時bjリーグ最多記録となる9本の3ポイントシュートを成功させる。

2007-08シーズンからは背番号を9番に変更。2シーズン連続でオールスターゲームに出場。

2008-09シーズンは2シーズンぶりに全試合出場を果たし、プレイオフカンファレンスセミファイナル進出に貢献。

2009-10シーズンのオールスターゲームではスリーポイントコンテストで初優勝。レギュラーシーズンでは1試合平均19.0得点を挙げ、日本人選手として初めてbjリーグ得点ランキングでトップ10入りを果たし、コミッショナー特別賞を受賞。

オフにFA権を行使し、滋賀レイクスターズに移籍。2010-11シーズンのオールスターゲームのスリーポイントコンテストでは連覇を達成。2011-12シーズンより背番号を1番に変更。

2012年オフに再びFA権を行使して京都ハンナリーズに移籍。

2014年オフに3度目のFA権行使で滋賀に復帰。2014-15シーズンはファイナルズに進出。2015-16シーズンには38得点を記録、通算6000得点に到達し、週間MVPを受賞。

2016年7月、B1リーグの富山グラウジーズに移籍。2016-17シーズンは51試合に出場し、1試合平均7.4得点を記録。

2018年1月26日、西宮ストークスに期限付きで移籍。

2018-19シーズンは東京八王子ビートレインズと契約し、シーズン終了後に現役を引退。

引退後

引退後は古巣である京都ハンナリーズのスクールコーチに就任し、後進の育成に力を注いでいる。

プレースタイルと評価

高いシュート力と得点能力を武器に、bjリーグで活躍したシューティングガード。特に3ポイントシュートを得意とし、数々の記録を打ち立てた。また、オールスターゲームやスリーポイントコンテストでも実績を残し、リーグを代表する選手として人気を集めた。

主な記録

bjリーグ コミッショナー特別賞（2009-10）
スティール2位（2009-10）
オールスターゲーム出場（2006-07, 2007-08, 2009-10, 2011-12, 2015-16）
スリーポイントコンテスト優勝（2009-10, 2010-11, 2012-13）
週 間MVP（2010年4月30日-5月5日, 2016年3月4日-6日）
月間MVP（2014年10月）
* 1試合3ポイントシュート成功数　9本（歴代3位タイ、2006年11月12日東京戦、2009年4月5日大分戦）

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