岩下 大輝(いわした だいき)
個人情報
経歴
プロ入り前
岩下大輝は小学校1年生から野球を始め、小学校4年生で本格的にチーム変更を経て、星稜中学校、星稜高校と進学しました。星稜高校では1年生の秋にエースに君臨し、甲子園でも数回の先発の機会を得ます。特に3年生の夏に行われた全国大会では、
防御率3.51の成績を残し、高校通算では7
本塁打を放つなど、
投手としてだけでなく
打者としても力を発揮しました。2014年のプロ野球ドラフトでは千葉ロッテマリーンズに3位指名され、契約金5000万円で契約を結び、背番号46を付けることになりました。
ロッテ時代
登場からの数年間、岩下選手は怪我との戦いが続きました。2015年の二軍公式戦初
登板を飾るも、右肘の手術の影響でシーズンを棒に振りました。2016年にはチャレンジマッチを経て復帰を果たしましたが、一軍の
登板機会はありませんでした。2017年にイースタン・リーグで
防御率2.48を記録するも腰痛に苦しみ手術を受け、その後の2018年にようやく一軍デビュー。初
登板では
セーブこそ逃しましたが、その後の中継ぎ
登板で持ち味を発揮しました。
2019年には先発として定着し、6回無
失点の好投でシーズン初勝利を挙げ、その年を通じても計21試合
登板(17先発)で5勝の成績を残しました。2020年は新型コロナウイルスの影響を受けつつも、17試合に
登板し、7勝を挙げました。
2021年には自己最多の8勝を挙げるも、後半戦で成績を落とし、2022年には肘の手術を受けるなど再び困難な状況へ。2023年も怪我に悩まされながらも、二軍での
登板を経てレギュラーシーズンに復帰しました。
特徴と人物
岩下選手は球速153km/hを誇るストレートと4種類の変化球を投げる実力派
投手です。外見は涼やかなルックスと力強いプレースタイルで人気があります。登場曲には「Overture」を用いており、個人インスタグラムやSNSも積極的に更新し、ファンとの交流を大切にしています。彼の愛称は「ガンちゃん」であり、親しみやすさも魅力のひとつです。さらに、「岩下の新生姜」で知られる企業とスポンサー契約を結び、地域貢献活動にも取り組んでいます。
まとめ
結果と苦難を共にした岩下大輝選手は、これからも千葉ロッテマリーンズを代表するピッチャーとしてチームの勝利に貢献することを期待されています。彼の今後のキャリアも注目です。