岩佐理

岩佐理（いわさ おさむ）

日本の財務官僚。現在は財務省大臣官房文書課長を務めている。

生い立ちと学歴

新潟県上越市出身。新潟県立高田高等学校を経て、東京大学法学部を卒業。1994年に大蔵省（現財務省）に入省した。

キャリア

大蔵省入省後、主計局総務課に配属され、国家予算の編成に携わる。深夜や早朝まで資料作成や文献調査を行うなど、激務をこなした。

1996年6月には米国へ留学。1998年7月には文部省（現文部科学省）教育助成局教職員課企画係長に就任。

2000年7月に関税局調査保全課長補佐（総括）に就任。2001年1月6日には財務省関税局調査保全課長補佐（総括）となり、課の幹部として、課内の全案件を把握し、各局課との調整や課員の統率を担った。

2002年7月には大臣官房付兼内閣官房総理大臣官邸（内閣総理大臣秘書官補）に就任。2004年7月には米子税務署長を務めた。

その後、主計局主計官補佐、大臣官房総合政策課長補佐などを歴任。2016年6月27日には大臣官房企画官兼主計局厚生労働総括係、厚生労働第一係から第七係を担当。同年9月2日には主計局付兼内閣官房内閣参事官、内閣官房働き方改革実現推進室参事官を兼務。2017年7月10日には主計局主計官（厚生労働第二担当）、2018年7月17日には主計局主計官（国土交通、公共事業総括担当）、2019年7月9日には主計局主計官（防衛担当）、2020年7月22日には主計局主計官（文部科学担当）を歴任。

2021年7月8日には、内閣官房内閣参事官（内閣官房副長官補付）兼内閣官房一億総活躍推進室参事官兼内閣官房働き方改革実現推進室参事官兼内閣官房人生100年時代構想推進室参事官兼内閣官房オリンピック・パラリンピックレガシー推進室参事官兼内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局参事官兼内閣府地方創生推進室参事官兼内閣府地方創生推進事務局参事官（地域再生担当）兼内閣府大臣官房を兼務。

2022年6月24日には大臣官房文書課長に就任。

職務内容

岩佐理は、国家予算の編成、各省庁との調整、政策立案など、財務省の主要な業務に幅広く携わってきた。特に主計局での経験が長く、厚生労働、国土交通、防衛、文部科学といった幅広い分野の予算編成に携わってきた。また、内閣官房では、働き方改革、一億総活躍社会の実現、オリンピック・パラリンピック関連など、政府の重要政策の推進にも貢献してきた。

人物

岩佐理は、その経歴から、高い専門性と幅広い視野を持つ官僚として知られている。また、各省庁や内閣官房での勤務経験から、調整能力や交渉能力にも長けていると評価されている。

まとめ

岩佐理は、財務省の官僚として、日本の財政運営に重要な役割を果たしている。その豊富な経験と知識を活かし、今後も日本の行政を支えることが期待される。

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