岩川武久

岩川武久（いわかわ たけひさ、1972年7月22日 - ）は、鹿児島県出身の日本の柔道家です。現役時代は71kg級の選手として活躍し、身長は165cmでした。

経歴

岩川は鹿屋第一中学から都城商業高校に進学し、3年生の時にインターハイ軽中量級で優勝を果たしました。1991年に東海大学に進学すると、1年生の時に新人体重別71kg級で3位に入賞。ブルガリア国際ではシニアの国際大会で初優勝を飾りました。2年生の時には世界ジュニアの決勝で敗れ2位となりましたが、4年生の時には正力杯で2位、講道館杯では決勝で阿武貴宏を破り優勝を果たしました。さらに、フランス国際でも優勝を飾るなど、国内外で目覚ましい活躍を見せました。

1995年にはフジ&トライオーシャンの所属となり、1996年の体重別では初戦で、大学の後輩である中村兼三とのアトランタオリンピック代表争いを繰り広げていた秀島大介を破るというアシストをしました。決勝は怪我で棄権し、中村が優勝しました。1997年には上組に所属を移し、体重別では決勝で中村を破って優勝。アジア選手権では3位に入賞しました。1998年のドイツ国際73kg級で3位に入賞しましたが、体重別では決勝で中村に敗れて2位に終わりました。1999年には東海大学の職員となり、環太平洋柔道選手権大会で優勝。2001年には松前柔道クラブの所属として実業個人選手権で3位に入賞しました。引退後は東海大仰星高の柔道部監督に就任し、後進の指導にあたっています。

主な戦績

71kg級
1990年 - インターハイ 軽中量級 優勝
1991年 - 新人体重別 3位
1992年 - ブルガリア国際 優勝
1992年 - 世界ジュニア 2位
1994年 - 正力杯 2位
1994年 - 講道館杯 優勝
1995年 - フランス国際 優勝
1996年 - 体重別 2位
1997年 - 体重別 優勝
1997年 - アジア選手権 3位
73kg級
1998年 - ドイツ国際 3位
1998年 - 体重別 2位
1999年 - 環太平洋柔道選手権大会 優勝
2001年 - 実業個人選手権 3位

外部リンク

* 岩川武久 - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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