岩手産業文化センター

ツガワ未来館アピオ（岩手産業文化センター）

ツガワ未来館アピオは、岩手県滝沢市に位置する重要な展示施設です。1985年に開館し、1992年より「アピオ」という親しみやすい愛称が付けられました。2021年10月1日にはネーミングライツを導入し、現在の名称に変更されました。このセンターは多様な用途に対応した施設が整っており、地域の文化と産業の発展に寄与しています。

概要

アピオは広々としたアリーナを持ち、床面積は3,600平方メートルで、最大8,000人を収容できます。1階に6,000人、2階に2,000人の収容能力があります。また、付属の展示場は2,805平方メートルの広さを誇ります。さらに、屋外にも2つの展示場があり、第1屋外展示場は3.1ヘクタール、第2屋外展示場は8ヘクタールの広さがあります。

会議室には、階に応じてまとまったスペースが用意されており、1階には最大6室の会議室が利用可能です。2階にはさらに会議室や特別室があり、柔軟に使用できます。来場者のために、合計2,500台収容可能な無料の駐車場も整備されており、イベントによっては特別な駐車区画の割り当ても行われていますが、その際は混雑が予想されることもあります。

交通アクセス

ツガワ未来館アピオへのアクセスは良好です。IGRいわて銀河鉄道線の滝沢駅からは徒歩約40分で到着できます。盛岡駅からは岩手県北バスの利用が便利で、「産業文化センター（アピオ）」のバス停で下車できます。自動車での場合、東北自動車道の滝沢インターチェンジから国道4号を経由して約3分でアクセスが可能です。

過去の利用実績

2011年、東日本大震災の影響を受け、アピオは岩手県の救援物資の物流拠点として利用されました。これは、地域の復興活動における重要な役割を果たしたことが、施設の社会的な意義を強調しています。

周辺環境

周囲には盛岡大学や岩手県立大学など、教育機関が多数立地しています。また、滝沢市立の小中学校も近隣にあり、地域の子供たちの教育環境にも寄与しています。さらに、陸上自衛隊の駐屯地や研究所も所在する静かな環境が、多様な催し物を行うための基盤になっています。

関連イベント

アピオでは多くのイベントが開催されており、プロレスのプレ旗揚げ戦や音楽イベントなど、地域のランドマークとしての役割を果たしています。特に、AKB48のイベントが話題となったことでも知られています。これらのイベントは、地域住民にとっても魅力的な体験を提供し、訪れる人々を引きつけています。

公式ウェブサイト

最新の情報やイベント情報については、ツガワ未来館アピオの公式ウェブサイトをご覧いただくと良いでしょう。地域の文化振興や産業の発展に貢献するこの施設の動向を知ることができます。

もう一度検索