岩手県立黒沢尻北高等学校

岩手県立黒沢尻北高等学校

岩手県北上市に所在する岩手県立黒沢尻北高等学校は、1922年に創立された歴史と伝統を誇る公立高校です。

教育方針

生徒一人ひとりの潜在能力を最大限に引き出し、社会の発展に貢献できる人材の育成を使命としています。文武両道を奨励し、伝統を尊重しながらも、豊かな人間性と社会性を備えた有為な人材育成を目指しています。

沿革

1922年 - 岩手県立黒沢尻中学校として設立認可
1923年 - 校舎落成
1924年 - 開校式挙行。創立記念日制定
1948年 - 学制改革により岩手県立黒沢尻第一高等学校に改称、定時制課程開設
1949年 - 岩手県立黒沢尻第二高等学校と統合し、岩手県立黒沢尻高等学校に改称
1954年 - 学校分離により岩手県立黒沢尻北高等学校に改称
1967年 - 修学旅行を廃止
1995年 - 修学旅行が復活
2011年 - 東日本大震災により校舎一部損壊

長年にわたり、地域の教育を支え、数多くの卒業生を輩出してきました。

教育課程

生徒の進路希望に応じた多様な教育課程を提供しています。多くの生徒が大学進学を希望するため、個々の能力、適性、進路希望を考慮したカリキュラムが組まれています。

1年生：共通の教科・科目を学習
2年生：文系・理系コースに分かれ、進路志望に応じたコースを選択
3年生：文系コースは国立文系と私立文系に分かれる

文系からは文学、外国語、経済、法学、教育、体育、芸術、福祉などの分野へ、理系からは工学、理学、教育（数学、理科など）、医学、歯学、薬学、看護、農学などの分野へ進学する学生が多いです。

学校行事

生徒会が中心となり、年間を通して多彩な行事が企画・運営されています。

4月：入学式、対面式
5月：開校記念日、生徒総会、芸術鑑賞会
6月：体育祭
8月：黒陵祭（文化祭）
12月：修学旅行
3月：卒業式

中でも、8月下旬に開催される黒陵祭は、地域住民や他の高校生も参加する盛大なイベントです。各学年が趣向を凝らした展示や模擬店などを企画し、活気に満ち溢れます。中夜祭では、生徒によるパフォーマンスが披露され、大いに盛り上がります。

部活動

運動部、文化部ともに活発な活動を展開しています。

運動部

ラグビー部
野球部
陸上部
水泳部
バレーボール部
バスケットボール部
サッカー部
ソフトテニス部
バドミントン部
卓球部
剣道部
弓道部
柔道部
山岳部

文化部

吹奏楽部
音楽部
放送部
茶道部
華道部
書道部
囲碁将棋部
文学部
写真部
自然科学部
演劇部
美術部
GMC（ギター・ミュージック・クラブ）

これらの部活動を通して、生徒は自主性、協調性、創造性を育み、充実した学校生活を送っています。

施設

第1体育館
第2体育館
グラウンド
屋内プール
柔剣道場
黒陵会館

著名な出身者

各界で活躍する多くの著名人を輩出しています。

三田紀房（漫画家）
小笠原亘（TBSアナウンサー）
佐々木洋（花巻東高等学校野球部監督）
鈴木裕樹（俳優）

アクセス

JR東北本線・北上線 北上駅より岩手県交通バス利用
JR北上線 柳原駅より徒歩15分

関連情報

公式ウェブサイト

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