岩手県道30号葛巻日影線

岩手県道30号葛巻日影線は、岩手県岩手郡葛巻町を起点とし、八幡平市日影を終点とする主要地方道です。総延長は約41.9kmに及びます。

概要

起終点: 起点は岩手郡葛巻町（国道281号交点）、終点は八幡平市日影（県道6号交点）です。
総延長: 41,885.5m

歴史

この県道は、1959年に黒森奥中山停車場線および日影奥中山停車場線としてそれぞれ県道に認定されたのが始まりです。その後、1976年に葛巻安代線として再認定され、1982年には建設省（現国土交通省）から主要地方道の指定を受けました。1993年には改めて主要地方道の指定を受けています。2005年の市町村合併に伴い、現在の葛巻日影線という路線名に変更されました。

路線状況

この路線には、一部通行不能区間や冬期閉鎖区間が存在します。

通行不能区間: 葛巻町葛巻・黒森峠付近には約1.4kmの通行不能区間があります。
冬期閉鎖区間: 以下の区間は冬期閉鎖となります。
葛巻町葛巻（田の畑） - 同町葛巻（吉ケ沢）（約6.4km・上記通行不能区間含む）
一戸町奥中山字西田子 - 八幡平市古屋敷（約17.2km）

地理

葛巻日影線は、以下の自治体を通過します。

岩手郡葛巻町
二戸郡一戸町
岩手郡岩手町
八幡平市

沿線には、のどかな田園風景や自然豊かな山々が広がっています。特に、黒森峠付近は眺望が美しく、ドライブやツーリングに最適です。ただし、通行不能区間や冬期閉鎖区間があるため、事前に道路状況を確認することが重要です。

交差する道路

葛巻日影線は、以下の道路と交差しています。

国道281号（葛巻町葛巻第25地割）
国道4号（一戸町中山字大塚）
岩手県道203号奥中山停車場線（一戸町中山字大塚）
岩手県道227号田代平西根線（八幡平市西根寺田第25地割）
岩手県道6号二戸五日市線（繋沢口交差点、八幡平市日影）

その他

一戸町奥中山には、いわて銀河鉄道線と交差する農場踏切があります。

関連情報

岩手県の県道一覧
岩手県 道路
岩手県道路情報提供サービス（ポータルサイト）

葛巻日影線は、岩手県北部の主要な道路の一つであり、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても重要な役割を果たしています。通行の際は、事前に道路状況を確認し、安全運転を心がけてください。

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