岩水寺駅

岩水寺駅について

岩水寺駅（がんすいじえき）は、静岡県浜松市浜名区根堅に位置する天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線の駅です。この駅は、同市内にある遠州鉄道の遠州岩水寺駅とは異なり、距離があるため訪れる際は注意が必要です。駅名にもある岩水寺へのアクセスが便利で、観光客にも利用されています。

歴史

この駅の開設は1940年6月1日にさかのぼります。当時、鉄道省の二俣線の延伸区間に設置されたもので、その後の発展を見据えて設けられました。しかし1970年には荷物の取り扱いが廃止され、無人駅となりました。その後、1973年に専用線の貨物取扱が終了し、1987年には第三セクターによる鉄道運営へと転換され、現在の天竜浜名湖鉄道となりました。2011年には、駅の待合所とプラットホームが国の登録有形文化財として指定され、この地の歴史的な価値が認められました。

駅の構造

岩水寺駅は単式ホーム1面1線の構構造を持つ地上駅で、無人駅として運営されています。以前は島式ホームが存在していましたが、天浜線へ移行する際に片側の1線が廃止され、現在の形となりました。待合所とプラットホームは、先ほど述べたように登録有形文化財として重要な文化資源とされています。これにより、訪れる人々にとっても、歴史を感じながら待機することができる貴重な空間となっています。

利用状況

最近の利用状況に関しては、1日あたりの平均乗車人員の推移がありますが、詳細なデータが公開されておらず、具体的な数は不明です。しかし、近隣に住宅も点在していることから、地元住民の利用が推測されます。観光名所へのアクセスが良いため、観光客の訪れる機会もあるかもしれません。

駅周辺の情報

岩水寺駅の周辺は、比較的住宅地が広がっています。駅から北へ徒歩約10分の地点には、岩水寺があり、多くの観光客が訪れるスポットとなっています。また、駅から北へ徒歩約6分の位置には浜松市浜北地域のコミュニティバス停留所「泉」があり、国道152号と国道362号が通っています。月曜日と木曜日には便が運行されており、年末年始は運休となるため、利用する場合は注意が必要です。

隣の駅

岩水寺駅の隣には、天竜浜名湖鉄道の西鹿島駅と宮口駅があります。これらの駅と合わせて、地域の鉄道交通を支えています。

まとめ

岩水寺駅は、歴史的背景を持つ無人駅であり、周辺の観光地や地域住民にとって重要な交通のハブとなっています。文化財としても価値が認められており、多くの人々に利用される駅として、今後もその役割を果たし続けていくでしょう。

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