岩間弘 (実業家)

岩間弘（いわまひろし）は、1954年9月13日生まれの日本の実業家です。愛知県出身で、1977年に名古屋大学経済学部を卒業後、第三銀行に入行しました。大学時代は細井卓ゼミに所属していました。

銀行員としてのキャリアは、1998年の石薬師支店長を皮切りに、2000年には亀山支店長、2001年には営業本部営業統括部営業企画グループ長と、着実に昇進を重ねました。2003年には総合企画部長に就任し、2004年には執行役員総合企画部長、2007年には取締役総合企画部長へと昇格しました。2010年には常務取締役に就任しています。

2012年からは第三銀行の代表取締役頭取として経営を担いました。2018年には、三重銀行との経営統合を主導し、三十三フィナンシャルグループを設立、同社の代表取締役会長を兼務しました。この経営統合により、名古屋都市圏における新たな融資先の開拓などを推進しました。2021年には三十三銀行の代表取締役会長に就任しています。

2024年4月には、三十三フィナンシャルグループの取締役と三十三銀行の特別顧問に就任しましたが、同年6月に三十三フィナンシャルグループの取締役を退任し、三十三銀行の特別顧問となる予定です。

岩間弘は、長年にわたり地域金融に貢献してきた人物であり、その経営手腕は高く評価されています。第三銀行から三十三フィナンシャルグループへの変革を牽引し、地域経済の発展に大きく貢献しました。特に、経営統合や新たな融資先の開拓など、組織の変革と成長を促すリーダーシップが際立っています。

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