川上雄大

川上 雄大（かわかみ ゆうだい、本名：川上 雄大（かわかみ たけひろ））は、1965年5月11日に北海道夕張郡栗山町に生まれた日本の男性フォークロックシンガーである。血液型はO型。

中学生時代にアコースティックギターを手にしたことをきっかけに、作詞作曲に没頭し、独自の楽曲制作を始めた。16歳でヤマハポピュラーソングコンテストに応募し、夕張地区大会で審査員奨励賞を受賞するなど、早くからその才能を示していた。岩見沢東高校を経て、北海道大学を卒業。大学ではバスケットボール部に所属していた。

卒業後は音楽活動から一度離れていたが、2015年に50歳を迎えたことを機に音楽活動を再開した。本業であるパソコンインストラクターとしての顔を持ちながら、アコースティックギターの弾き語りやバンド演奏、フォークロックシンガーとして多岐にわたる活動を展開している。北海道を拠点とし、多くのライブイベントに出演している。

再開後、精力的に活動を続ける中で、2016年9月には札幌市の渡辺淳一文学館ホールでクラシック奏者との共演を果たした。同年12月からは、JR白石駅で開催される平和の森会議主催の音楽イベント「ミュージックライフをたのしむ会」に定期的に参加するようになる。渡辺淳一文学館地下ホールでは、2017年から定期的にワンマンライブを開催し、多くの観客を魅了している。

2018年に入ると、活動の場を広げ、町内会主催のイベントや温泉ホテルでのコンサートにも出演。特に渡辺淳一文学館では、「北の街から☆3人LINE」と題し、竹本孝之や工藤忠幸といったアーティストとの共演も実現させた。

そして、2019年4月24日、シングルCD「風はいつも君を見守る」でA-forceNEXTよりメジャーデビューを果たした（発売元：クラウン徳間ミュージック）。これは、50歳からの再始動を経て掴んだ大きな節目となった。メジャーデビュー後も、KRAPS HALLでのレコ発ライブや、花フェスタでのステージ出演など、活躍の幅を広げた。同年には、再び渡辺淳一文学館で竹本孝之、工藤忠幸との共演ライブを行っている。

2020年3月4日にはセカンドシングルCD「ミュージックライフを楽しみに/君と出逢えて」を徳間ジャパンコミュニケーションズよりリリース。同年には、自身が出演した映画「その日に」（監督：横山浩之）がモナコ国際映画祭でインディペンデントスピリット賞を受賞するという快挙もあった。渡辺淳一文学館でのコンサートはその後も継続的に開催され、Vol.5からVol.7まで行われた。

2021年も渡辺淳一文学館でのコンサートは続き、Vol.8、Vol.9が開催された。また、同年11月23日には作詞家・蒔田俊明による楽曲を収録したシングルCD「貴方がくれた歌／夢のゆりかご」をプライベート盤として限定発売している。

2022年3月19日には、札幌コンサートホールKitara小ホールでのコンサートを開催するなど、より大きなステージにも進出した。この日にはシングルCD「花は生きている／スーパームーン」もプライベート盤として限定リリースしている。同年9月から2023年6月にかけては、「北海道五十三次コンサート」に参加し、道内各地でのライブ活動を行った。11月には渡辺淳一文学館でのコンサートVol.10も開催された。

近年の活動としては、2024年4月21日にデビュー5周年記念ライブをFanStageで開催。この記念すべき日には、再び作詞家・蒔田俊明による楽曲「行き止まりの愛／北の旅」を収録したシングルCDがプライベート盤として限定発売されている。長年の経験と新たな挑戦が融合した、独自のフォークロックサウンドを追求し続けているシンガーである。

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