川崎市立西中原中学校

川崎市立西中原中学校

川崎市立西中原中学校は、神奈川県川崎市中原区に位置する公立中学校です。1947年に開校し、70年以上の歴史を持つ学校です。特徴として、広大な敷地、多様な生徒をサポートする体制、そして活発な部活動が挙げられます。

概要

1947年の開校以来、地域に根ざした教育活動を展開してきました。2017年には開校70周年を迎え、記念式典が盛大に開催されました。1982年からは夜間学級を併設し、多様な学習ニーズに対応しています。

2017年からは、センター方式による完全給食を開始。夜間学級でも補食給食が提供されています。校地面積は27,941平方メートルと、川崎市内でも有数の広さを誇ります。2024年6月時点で、通常級35学級、特別支援学級6学級、夜間学級3学級の計46学級があり、在籍生徒数は1,370名と、公立中学校としては最大規模です。また、川崎市で唯一の夜間学級と、2校しかない相談指導学級（現在は適応支援室として運用）を併設しています。

学区

学区は、大戸小学校、大谷戸小学校、新城小学校の全域と、下小田中小学校、今井小学校の一部区域です。学区が広範囲に及ぶため、一部の生徒はJR南武線を利用して武蔵新城駅から武蔵中原駅まで通学しています。

校区

上小田中一丁目～六丁目（二丁目の若干と六丁目の一部を除く）
下小田中一丁目～六丁目
新城一丁目～五丁目
下新城一丁目～三丁目
上新城一丁目・二丁目
新城中町

教育目標

校訓

探る心
耐える力

心得

しっかりと勉強しよう
正しい行動をとろう
美しく豊かな心を持とう
からだを鍛えよう

校舎・設備

2011年に新校舎が完成し、新校舎(北棟)と旧校舎(南棟)の2棟が建っています。新校舎は4階建てで、2学年と3学年の教室があります。旧校舎は1学年の教室として使用されています。その他、体育館、武道場、プール棟などの施設も充実しています。

体育館は2017年から2018年にかけて大規模な改修工事が行われ、70周年記念式典の会場となりました。

基本データ

校地面積：27,941平方メートル
校舎建坪：8,292.79平方メートル

普通教室

37

特別教室

図書室、理科室2、音楽室2、金工室、木工室、被服室
調理室、視聴覚室、教育相談室2、進路相談室
美術室2、コンピューター室、夜間学級2
相談指導学級（適応支援室）教室2、多目的室3、多目的スペース、少人数教室8、生徒更衣室6

管理室

校長室、職員室、保健室、用務員室、放送室、印刷室、事務センター、教材室3、理科準備室
技術科準備室、家庭科準備室、美術科準備室、音楽科準備室
夜間学級職員室、相談指導学級（適応支援室）職員室

その他

体育館 996.3平方メートル
プール 1,291.8平方メートル
格技室 374.4平方メートル
プール棟、部室棟、学校園、鳥舎、備蓄倉庫、作業場

校歌

制定：昭和30年1月8日
作詞：早川富潤
作曲：下総皖一

部活動

部活動も盛んで、多くの生徒が熱心に活動しています。特に、軟式野球、ハンドボール、バレーボールなどは全国レベルの大会で優秀な成績を収めています。毎年秋に行われる川崎市中学校総合体育大会では、2021年現在、20年連続で男女総合優勝を果たしています。

主な部活動における近年の実績

軟式野球：文部科学大臣杯第5回全日本少年軟式野球大会優勝(2013年度)
ハンドボール：全国大会で複数回の優勝、上位入賞
バレーボール：全国大会出場
相撲、陸上競技、水泳競技、駅伝競走、バドミントン、ソフトテニス、体操競技、吹奏楽、新体操、サッカーなど、多くの部が県大会や関東大会に出場

著名な出身者

各界で活躍する多くの卒業生を輩出しています。

高野研一（慶應義塾大学大学院教授、日本原子力発電株式会社取締役）
渡邉裕規（プロバスケットボール選手）
松長根悠仁（プロサッカー選手）
さわやか五郎（お笑いコンビ）
河原純一（元プロ野球選手）
パンチ佐藤（元プロ野球選手、タレント）
植松伸之介（元プロハンドボール選手、監督、現指導者）
阿部展行（元ハンドボール日本代表）
小沢勝利（元ハンドボール日本リーグ選手）

交通アクセス

JR南武線武蔵中原駅から徒歩3分という好立地です。来校の際は公共交通機関の利用が推奨されています。

外部リンク

川崎市立西中原中学校公式ホームページ
川崎市立西中原中学校　夜間学級

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