川村亮について
川村亮(かわむらりょう)は、
1981年6月29日岐阜県で生まれた日本の
総合格闘家および
プロレスラーです。彼は
パンクラスイズム横浜に所属しており、
ミドル級と
ライトヘビー級でキング・オブ・パンクラシストのタイトルを保持した経験があります。彼の
プロレスラーとしてのリングネームは、
2020年まではロッキー川村、2022年まではロッキー川村2と名乗っていましたが、現在は2(トゥー)という名前で活動しています。川村はその独特なアグレッシブなファイトスタイルで知られています。選手活動の傍ら、
鈴木みのるが運営するアパレルショップ「パイルドライバー原宿」にも勤務しています。
来歴
川村は中学生のころからスポーツに親しみ、愛知大成高校時代は
野球部、
神奈川大学ではアメリカンフットボール部に所属していました。大学卒業後、彼は
パンクラスの入門テストに合格し、総合格闘技の世界に踏み出しました。
2004年にはJTC全国大会で82kg超級の部門で3位入賞し、翌年には
パンクラスでプロデビューを果たします。
彼のキャリアは波乱に満ちており、初めの数年でさまざまな試合を経験し、リーグやトーナメントでの優勝も果たしました。
2006年にはネオブラッド・トーナメント
ライトヘビー級で優勝し、
2008年には
ライトヘビー級キング・オブ・
パンクラスのタイトルを獲得しました。これ以降、彼は選手生活の中で多数の名勝負を繰り広げ、勝利と敗北の両方を経験しましたが、そのたびに成長を遂げてきました。
プロレス活動
2019年以降、川村は
プロレスラーとしての活動が中心になり、
全日本プロレス、
プロレスリング・ノア、
ハードヒットなど多くの団体で試合を行っています。
2020年にはファンとの初めてのミーティングを予定していたものの、
新型コロナウイルスの影響で中止となるなど、困難な状況も経験しました。
特に、
2020年8月29日には富士通スタジアム川崎で行われた大会でメインイベントに出場し、印象的な試合を展開しますが、敗北を喫しました。その後、リングネームを映画「ランボー」にちなんだ「ランボー川村」に変更し、新たなスタートを切りました。
人物・エピソード
川村は面白いエピソードも多く、中学生時代には生徒会長を務め、ファンクラブが存在したことがあります。また、現在は高校生の娘と2人の息子を持つ父親でもあり、家族との時間も大切にしています。身体的に珍しい特徴があることを自ら公言し、ユーモアを交えた自己紹介も行っています。
戦績とタイトル
川村は数々のトーナメントやタイトル戦を経験し、特に
パンクラスでは
ライトヘビー級と
ミドル級のタイトルを獲得しています。また、
東京愚連隊や
琉球ドラゴンプロレスリングにおいてもタイトルを継承し、国内外でその名を広めています。2025年には自身の引退興行を予定していることも発表しており、選手としてのキャリアに一区切りをつけることになるでしょう。
川村亮の多才なキャリアとアグレッシブなファイトスタイルは、多くのファンに愛され続けています。